特別番組「井上芳雄の『銀河鉄道の夜』」が、CS衛星劇場で9月19日21:00から放送される。
東京都内のスタジオで無観客収録されたこの番組では、
井上は「『世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない』という宮沢賢治さんの言葉は、不安が続く今のこの状況になって、より必要な言葉として染みてきます。自分だけが幸せになろうとすることは、本当の幸せなのか。競争社会で他人に勝って生き残らねば、ということだけではもうやっていけない。このコロナ禍で誰もが気付き始めていると思います。本当の“さいわい”をどう見つけていくのか、『銀河鉄道の夜』が一つのヒントになればと思います」と語った。
なおCS衛星劇場では、同日9月19日23:30から、2014年に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 能楽堂で上演された「井上芳雄による『夜と霧』~苦しみの果て、それでも人生に然りと云う~」もオンエアされる。
井上芳雄コメント
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治さんの言葉は、
不安が続く今のこの状況になって、より必要な言葉として染みてきます。
自分だけが幸せになろうとすることは、本当の幸せなのか。
競争社会で他人に勝って生き残らねば、ということだけではもうやっていけない。
このコロナ禍で誰もが気付き始めていると思います。
本当の“さいわい”をどう見つけていくのか、「銀河鉄道の夜」が一つのヒントになればと思います。
笹部博司コメント
井上芳雄で「星の王子様」を上演した。その先には「銀河鉄道の夜」があった。
サン=テグジュペリと宮沢賢治の内面はとても似ている気がするのだ。
二人とも人生に正面からぶつかった。夢見ることを愛することを諦めなかった。
その摩擦がとても切ない。井上芳雄にはその摩擦をいたわる優しさがある。
それにしても賢治の夢見る力の強さはどうだ。
コロナがなければこの企画は実現しなかった。
そしてやってみて思うのは、「銀河鉄道の夜」ほど、今の私たちを勇気づける作品はないということだ。
宮川彬良コメント
この朗読劇は無理をしない、宮沢賢治の言葉のメロディを楽しむ立場で音楽が存在する。
たまに対旋律を奏でたり、空気にちょっと色付けをしたり。言葉を楽しむための道標のようなものである。
そうなのだ、主旋律は全て言葉として本に書かれているのだ。
天から降って来た言葉の音を、今宵井上芳雄とともに楽しもうではないか。
CS衛星劇場「井上芳雄の『銀河鉄道の夜』」
2020年9月19日(土)21:00~
原作:宮沢賢治
上演台本・演出:
音楽・演奏:
出演:
CS衛星劇場「井上芳雄による『夜と霧』~苦しみの果て、それでも人生に然りと云う~」
2020年9月19日(土)23:30~
※初出時、「井上芳雄の『銀河鉄道の夜』」の放送情報に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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おふぃすベガ@花粉対策中 @officevega
ただいま放送中ですよね…音楽はアキラさん!
映りませんが😹
#井上芳雄 が「#銀河鉄道の夜」を読む、無観客収録の特番を衛星劇場で放送(コメントあり) #宮川彬良
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