「劇団しようよがおくる3つのものがたりビヨンド」がスタート。同企画では、「子ども向け演劇作品 国語の教科書シリーズ」より、
劇団では、「新型コロナの影響もあり劇団でどういったことができるか考えた時、この作品たちを観てくれた方達と『文通』をしたいと思いました」と言い、本日7月22日に「スーホの白い馬」、23日に「スイミー」、24日に「ごんぎつね」を配信。さらに配信を観た人からの“お便り”を受け付けている。
代表の
大原渉平コメント
これまで、大人向けの作品に限らず、子どもの皆さんを対象にした作品を作ってきました。それが、この企画で配信される「スーホの白い馬」「スイミー」「ごんぎつね」です。よく、大人の皆さんには「子ども向けなら今回は観劇やめておこう」と敬遠されてしまうこともあるのですが、とんでもないです! 作り手として全くいつもと同じ、ハイカロリーで創作に打ち込んでいます。
ふと、別のカンパニーの子ども向けの演劇を自身が観に訪れた際のことを思い出します。目の前の演目の展開とは別に、隣にいる10歳くらいでしょうか。その女の子が、何を楽しみ、何を喜び、何に悲しんでいるのか。自身が作品を楽しむ、とはまた違った観劇のレイヤーが一つ増えように思えました。そしてそれはとてつもなく新鮮な出来事でした。
現下の状況では、どうしてもみんなで集まることもはばかられますが、画面の向こうで誰かと一緒にゴロゴロしながらでも、おかし食べながらでも、途中でいったんストップしても、なんでもいいのでよければご覧になってもらえたら嬉しいです。
そして、ビヨンドしたいんです!(ビヨンドってなんだ!と言う感じですが。そして、そのビヨンドの持つビヨンビヨンした伸縮性が好きです。)もし、今回の作品を見て何か感じてくださった方、質問したい方、いらっしゃいましたら、ぜひお便りお待ちしています。電子メールではありません。生のお手紙でお願いします。僕たちも、生のお手紙書いてお返事したいと思います。劇場と画面を飛び越えて、文通をしませんか?
そういう、生!生!生!への期待や価値や希望が、これからの時代にとても必要とされるのではと、そんな匂いが香り立ってくるように思えて仕方ありません。
「劇団しようよがおくる3つのものがたりビヨンド」配信
「劇団しようよのスーホの白い馬」
脚本・演出:
音楽:吉見拓哉
出演:西村花織、藤村弘二、大原渉平、吉見拓哉、南志穂、川上唯、柊木樹
「劇団しようよのスイミー」
原作:レオ・レオ二
構成・演出:大原渉平
音楽:吉見拓哉
出演:西村花織、藤村弘二、大原渉平、吉見拓哉、角田広菜、岡本なつか、川上唯、紙本明子
「劇団しようよのごんぎつね」
構成・演出:大原渉平
音楽:吉見拓哉
出演:土肥嬌也、
コーラス:西村花織、川上唯、南志穂、角田広菜
ステージナタリー @stage_natalie
「観てくれた方達と『文通』を」劇団しようよが教科書シリーズ3作を配信(コメントあり)
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