これは、ドイツ・ミュンヘンの市立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレの芸術監督マティアス・リリエンタールの任期終了にあたり、送別企画として開催されるもの。リリエンタールのオファーにより、2015/2016シーズンから同劇場でレパートリー作品を制作してきた岡田は、熊本からミュンヘンに渡り、劇場のアンサンブルと共に、5日間で1つの小作品を作り上げる。
会場となるミュンヘン・オリンピアシュタディオンは、1972年にミュンヘンオリンピックのためにオープンした野外スタジアム。1972年から2005年までバイエルン・ミュンヘンの本拠地として使用されていた。当初送別企画では、日本の岡田をはじめ、チリやメキシコ、アメリカなどから9名の演出家が集結し、24時間かけて街をめぐる公演を創作する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。
チケットの販売は7月6日にスタート。なお現在閉館中のミュンヘン・カンマーシュピーレは15日に再開で、25日から27日にかけて岡田の作・演出による「The Vacuum Cleaner」が上演される予定だ。
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岡田利規、ドイツ・ミュンヘンに渡り5日間で作品制作「OPENING CEREMONY」
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