陪審員が少年巡り議論、シアターコクーンの「十二人の怒れる男」に堤真一ら

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COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」が、9月11日から10月4日まで東京・Bunkamura シアターコクーンで上演される。

COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」の出演者。

COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」の出演者。

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1954年にアメリカでテレビドラマとして放送された「十二人の怒れる男たち」は、1955年に舞台化、1957年に映画化されたレジナルド・ローズの代表作。シアターコクーンでは2009年に、当時芸術監督だった蜷川幸雄の演出、中井貴一、西岡徳馬らの出演で上演された。シアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第9弾として上演される今回は、同劇場初登場となるイギリスのリンゼイ・ポズナーが演出を務める。

劇中では、父親殺しの罪に裁判にかけられている少年を巡り、12人の陪審員たちが議論する様子が描かれる。初めは12人中11人が有罪で一致していたが、陪審員8番が少年の無罪を主張し……。出演者には陪審員8番役の堤真一をはじめ、陪審員長(陪審員1番)役のベンガル、陪審員2番役の堀文明、陪審員3番役の山崎一、陪審員4番役の石丸幹二、陪審員5番役の少路勇介、陪審員6番役の梶原善、陪審員7番役の永山絢斗、陪審員9番役の青山達三、陪審員10番役の吉見一豊、陪審員11番役の三上市朗、陪審員12番役の溝端淳平が名を連ねている。

本作は劇場内に設けられたセンターステージで上演される。また公演期間の9月11日から22日までを前期、24日から10月4日までを後期としてチケットを販売。8月9日に発売される前期公演は、新型コロナウイルス感染症対策のために左右を1席ずつ空けた座席配置となる。後期分のチケットの詳細については続報を待とう。

※西岡徳馬の「徳」は旧字が正式表記。

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COCOON PRODUCTION2020 DISCOVER WORLD THEATRE vol.9「十二人の怒れる男」

2020年9月11日(金)~10月4日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン

作:レジナルド・ローズ
翻訳:徐賀世子
演出:リンゼイ・ポズナー
衣装・美術:ピーター・マッキントッシュ

キャスト

陪審員長(陪審員1番):ベンガル
陪審員2番:堀文明
陪審員3番:山崎一
陪審員4番:石丸幹二
陪審員5番:少路勇介
陪審員6番:梶原善
陪審員7番:永山絢斗
陪審員8番:堤真一
陪審員9番:青山達三
陪審員10番:吉見一豊
陪審員11番:三上市朗
陪審員12番:溝端淳平

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中西理@演劇舞踊評論 @simokitazawa

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