東京二期会が“希望の光”ともす、オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ！」開催

東京二期会スペシャル・オペラ・ガラ・コンサート「希望よ、来たれ！」が、7月11日に東京・東京文化会館 大ホールで上演される。

これは、東京二期会が音楽の力で、新型コロナウイルスの影響で不安が残る社会に希望の光をともそうと開催するコンサート。タイトルの「希望よ、来たれ！」は、ベートーヴェン作曲のオペラ「フィデリオ」から引用された。

公演では沖澤のどかが指揮を担当し、東京二期会に所属するオペラ歌手たちが、「フィデリオ」「トスカ」「セビリャの理髪師」「魔笛」「ルル」「トゥーランドット」といったオペラ作品の楽曲を歌唱。また、「ルル」では中村蓉がダンサーとして登場する。沖澤は今年11月に控える東京二期会「メリー・ウィドー」の指揮も務める予定だ。

本コンサートでは、1階席の3列目までの座席が販売されず、全体の客席数を減らすなどの感染症対策を講じたうえで行われる。