牧阿佐美バレヱ団、一夜限りの「サマー・バレエコンサート 2020」を開催

牧阿佐美バレヱ団「サマー・バレエコンサート 2020」が、8月11日に東京・文京シビックホール 大ホールで上演される。

これは、3月公演と6月公演が新型コロナウイルスの影響で中止になった牧阿佐美バレヱ団が、この状況下でも可能な形のバレエ公演を考え、企画した一夜限りのバレエコンサート。第1部には牧阿佐美振付の「ゴットシャルクの組曲」「カルメン」「トリプティーク（青春三章）」に加え、「コサックの歌」「シェヘラザード」などがラインナップされた。第2部では橘秋子が1963年に発表した、日本の伝統芸能をモチーフにしたバレエ「角兵衛獅子」の第2幕が上演される。キャストには菊地研、織山万梨子、濱田雄冴、山本達史、日高有梨、ラグワスレン・オトゴンニャム、中川郁、清瀧千晴、茂田絵美子、三宅里奈、佐藤かんな、青山季可、水井駿介、米澤真弓、坂爪智来、阿部裕恵、光永百花らが名を連ねた。

チケットの一般発売は6月24日10:00にスタート。券種には、通常のS席のほか、寄付金を含むGS席、SS席が用意されている。なお本公演では、新型コロナウイルス感染症予防のため、入場者数を通常の約半数に設定するほか、館内の換気、入場口での手指消毒や検温といった対策を実施。また、観客にマスクの着用や咳エチケットへの協力などを呼びかけている。