「泣くロミオと怒るジュリエット」は今年2月に東京・Bunkamura シアターコクーンで上演された作品。ウィリアム・シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」をもとに鄭が作・演出を手がけた本作には、ジャニーズWEST・桐山照史がロミオ役、柄本時生がジュリエット役で出演した。同作は2・3月に東京と大阪で上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で2月28日以降の東京公演が中止、大阪公演が全公演自粛となった。
刊行に際し、鄭は「ロミオは泣き濡れている。ジュリエットは怒りまくっている。時代は嵐に向かっている。僕たちは嵐に向かって叫ぶことはできるのだろうか。『演劇は不要、不急の代物なんかじゃない!』今こそ、今だからこそ、もっと生きることの喜びを! もっと愛を、希望を、勇気を! そして、もっと演劇を!」とコメントしている。書籍「泣くロミオと怒るジュリエット」の価格は税込2200円。
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まめこ @fjm0ek0
鄭義信「泣くロミオと怒るジュリエット」が書籍に、6月12日刊行(コメントあり) #泣くロミオと怒るジュリエット https://t.co/BFGqiTcSJC