「て」は、祖母の認知症をきっかけに再集合した家族が、過去の関係を清算しきれずに爆発する様子を描いた物語で、「夫婦」は
「て」「夫婦」の配信に際し、岩井は「ハイバイの『私演劇』と言われるものの中でも、最高峰のものであると、自負しちゃっている2つの作品です。『ハイバイ? 聞いたことあるけど。。』という方には、これを見てもらってもしダメだったら、それはきっとダメなのだろうと諦めがつく2つです。それくらい、『ザ・ハイバイ』な作品ですので、本当に見てほしい」と視聴者に呼びかけた。なお6月13日、19日夜には岩井によるコメンタリー生配信を実施予定。本企画の詳細は追って発表される。
※初出時、見出しと本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
岩井秀人コメント
みなさま元気ですか? 元気でいてほしい! 岩井です!
さて、「いきなり本読み!」からハイバイとWAREの映像配信が始まり「ワレワレのモロモロ」、「ポンポン」とご好評いただきやして、いよいよハイバイの代表作である2つの作品、「て」「夫婦」の番が回ってまいりました。楽しみで仕方ありません。
劇団旗揚げ、岩井の作劇開始から15年くらいの集大成でございます!
もちろん「て」や「夫婦」を演劇作品として過去に見ていただいた方にも見ていただきたいですが、ネットでの配信によって、全く違う遠くの人々や、舞台に足を運べない方々にも見てもらえるということに、期待しかありません。いい時代になりましたなこりゃ!!
ハイバイの「私演劇」と言われるものの中でも、最高峰のものであると、自負しちゃっている2つの作品です。「ハイバイ? 聞いたことあるけど。。」という方には、これを見てもらってもしダメだったら、それはきっとダメなのだろうと諦めがつく2つです。それくらい、「ザ・ハイバイ」な作品ですので、本当に見てほしい。
僕はこの2つの作品を作ったことで、「もう、演劇はいいかな・・・」って思いました。
僕にとってそれくらい大きな存在の作品で、この作品を見たお客さんたちとの対話、過去の共有は、もう演劇とは呼べないような大きな体験になりました。
後、すでに演劇で見た人たち! 「あの人にも見てほしい!」と思ったら、勧めてください!!
4月の公演中止、結構ダメージくらってますから! マサ斎藤の現在くらいの!
特典映像は「て」「夫婦」の稽古場を追った、かなりの珍品となっておりますので、演劇の作られ方に興味がある方も、くまなく見てくださいな!
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ハイバイ「て」配信
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2020年6月8日(月)~
作・演出:岩井秀人
出演:
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吉岡克眞@劇団皇帝ケチャップ @kycafe
ハイバイ「て」「夫婦」2018年版が初の映像化、ドキュメンタリーも配信(コメントあり) https://t.co/5OGseXfyFr