劇団四季が公演計画を変更、「アナと雪の女王」は2021年6月に上演延期

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劇団四季「アナと雪の女王」の上演が、来年2021年6月に延期されることが発表された。

劇団四季「アナと雪の女王」は、東京・JR東日本四季劇場[春]のオープニング作品として今年9月に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、海外スタッフ来日の目処が立たず延期に。1月に始動予定の同劇場のオープニング作品は「劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~」に変更となった。

6・7月の東京・自由劇場公演の中止が発表されていた「コーラスライン」は、9月から全国公演を実施予定。また、「ジョン万次郎の夢」の2020年内の全公演、「人間になりたがった猫」の11月13日までの全公演と12月の一部公演の中止も明らかになった。劇団四季は、再開の可否を慎重に検討したうえ、6月末以降に順次公演を再開していくことを発表している。

劇団四季の吉田智誉樹代表取締役社長は、公式サイトにて「劇団四季には、創立者である浅利慶太や諸先輩方が築き上げてくださった『舞台だけで生きる』という理念があります。新型コロナウイルス感染症は、その根本部分を容赦なく脅かすこととなりました。しかし、先輩方の『祈り』の結晶であり、我々が命を懸けてきた『舞台そのもの』が滅びることは決してない。明けない夜はありません。その日まで歯を食いしばって耐えたいと思います。お客様にも、変わらぬ温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」とメッセージをつづった。

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