仮想劇場「THEATRE E9 Air」が始動

「THEATRE E9 Air」が始動する。

これは新型コロナウイルスの影響により公演の中止・延期が続く京都・THEATRE E9が企画する、“仮想の劇場”。劇場公式サイトには「すでにYouTubeなどにあげているE9のネット上の配信や、世情にあわせた、ささやかな行為などを想定していますが、手探りではじめていきますので、たずさわってくださる方々とゆっくりとはじめていきます。現在の状況が新たな作品や、関わり方、楽しみ方が生み出されていくかもしれません」とコメントが掲載されている。

「THEATRE E9 Air」のこけら落とし公演として、5月31日に「THE GO AND MO’S“THE JOKE AND MO’S vol.3 妄想コント”」を実施。本公演では、脚本・演出・構成を手がける黒川猛が妄想したコントを、“タイトル”“構成・キャッチコピー”“出演者名”をヒントに、俳優と観客がそれぞれ妄想する。上演時間は約30分で、チケット購入者には、YouTubeの限定URLが送られる。

なお5月17日には、THEATRE E9 KYOTOの扉を9分間開く、「THEATRE E9 Air」プレイベントを実施。劇場公式サイトにはどちらの公演も、「THEATRE E9 KYOTOには、ご来場なさいませぬようお願いいたします」とアナウンスが掲載されている。