フランスの舞台作品をもとにしたドイツ映画「Der Vorname」が、「
2018年にドイツで公開された本作は、フランスの脚本家アレクサンドル・ド・ラ・パトリエールとマチュー・デラポルトによるコメディ戯曲「Le Prenom」を原作にした映画。「Le Prenom」は2010年にフランス・パリで初演されたのち、イギリスやドイツでも上演され、2012年にはフランス、2015年にはイタリアで映画化されている。
劇中では、とある“名前”を巡る物語が展開。大学教授のシュテファンとその妻エリザベトは、シュテファンの弟トーマスとその恋人で妊娠中のアンナ、エリザベトの親友で兄弟とは幼馴染のレネを招き、自宅でディナーをすることに。しかし、トーマスが、これから生まれてくる息子に、アドルフ・ヒトラーと同じ“アドルフ”という名前を付けようとしていることが判明すると、議論が白熱。やがて家族の秘密も明らかになり……。
監督を映画「ベルンの奇蹟」のゼーンケ・ヴォルトマンが担当。シュテファン役を映画「帰ってきたヒトラー」のクリストフ・マリア・ヘルプスト、エリザベト役をオーストリア・ブルク劇場所属のカロリーネ・ペータース、トーマス役を映画「はじめてのおもてなし」のフロリアン・ダーヴィト・フィッツが演じる。
※「Le Prenom」のeはアキュートアクセント付きが正式表記。
Deutsch Schule 池袋 @Doitsukun
ドイツ映画: コメディ戯曲が原作のドイツ映画「お名前はアドルフ?」6月に日本初公開 https://t.co/KE9PWpl7Vq