日本一の総合商社築いた男たちの“むき出し”、LiveUpCapsules「彼の男」再演

4

122

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 24 32
  • 66 シェア

LiveUpCapsules「彼の男 十字路に身を置かんとす」が4月に東京と兵庫で上演される。

LiveUpCapsules「彼の男 十字路に身を置かんとす」チラシ表

LiveUpCapsules「彼の男 十字路に身を置かんとす」チラシ表

大きなサイズで見る(全2件)

LiveUpCapsulesは、作・演出家の村田裕子が代表を務め、2002年に旗揚げされた劇団で、2010年からは日本の歴史に材を取った作品を創作している。「彼の男 十字路に身を置かんとす」は2018年に初演された作品。本作では、神戸に実在した鈴木商店の大番頭・金子直吉を主人公に、彼が台湾との取引を成功させ、鈴木商店を神戸の一商店から80もの事業を展開する総合商社へと成長させた過程とその後を、そろばんを手に知恵と行動力で世界と渡り合った商社マンたちの姿を交えてつづる。

出演は、前回公演にもキャスティングされた劇団AUNの山田隼平のほか、花組芝居の秋葉陽司ら。村田は再演にあたり「不格好で、きっと大変無様で、そして無我夢中で全力で突き進んだ、むき出しの男たち。それがいいのだ。その姿を私は今こそ観たいのである。鈴木商店という会社、またそこに居た人々が全力で背負った日本という国は、今どこに向かうのか。やはり『彼の男たち』をもう一度担ぎ出さなければならない」とコメントしている。

公演は4月8日から15日まで東京・新宿シアターモリエール、17日から19日まで兵庫の神戸三宮シアター・エートーにて上演される。

この記事の画像(全2件)

LiveUpCapsules「彼の男 十字路に身を置かんとす」

2020年4月8日(水)~15日(水)
東京都 新宿シアターモリエール

2020年4月17日(金)~19日(日)
兵庫県 神戸三宮シアター・エートー

作・演出:村田裕子
出演:山田隼平 / 秋葉陽司、井川俊、大川原直太桂弘、狩野和馬、郷志郎虎玉大介、佐瀬弘幸、高山和之根津茂尚横関健悟 / 是近敦之

※2020年4月8日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

全文を表示

読者の反応

  • 4

山本かおり @kaoriymt

これ、観に行きたい。
日本一の総合商社築いた男たちの“むき出し”、LiveUpCapsules「彼の男」再演 https://t.co/aGPOv7ABen

コメントを読む(4件)

関連記事

LiveUpCapsulesのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 LiveUpCapsules / 村田裕子 / 劇団AUN / 秋葉陽司 / 大川原直太 / 桂弘 / 郷志郎 / 虎玉大介 / 高山和之 / 根津茂尚 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします