シリーズ初の悪魔が登場、善と悪の命題に挑む冴木杏奈主演「IWE」最新作

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「Inner World Evolution 内世界の進化 V」が4月25日から5月6日まで東京・博品館劇場にて上演される。

冴木杏奈扮するアニータ。

冴木杏奈扮するアニータ。

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「Inner World Evolution 内世界の進化 V」チラシ表

「Inner World Evolution 内世界の進化 V」チラシ表[拡大]

「Inner World Evolution 内世界の進化」は、タンゴ歌手・冴木杏奈の企画・主演で2016年にスタートしたオリジナルファンタジー音楽劇のシリーズ。今回は、過去作の脚本も手がけている空想組曲のほさかようが原作を担い、葛木英が脚本・演出を手がける。

“Inner World”は、苦しみのあまり現実から目を背けた人間の魂が迷い込む、天と地の間にある世界。音楽を司る女神アニータは、Inner Worldに迷い込んだ人間たちが現実に戻れるよう手助けをしていた。ある日、アニータの前に1人の少年が現れる。彼は悲しみや迷いを抱えたほかの人間たちとは異なる穏やかな顔をしていたので、アニータは不思議に思うのだが……。

本作ではシリーズで初めて悪魔が登場し、“善と悪”のテーマが根底に流れる。作品について冴木は「何が善で、何が悪であるか? 難しい問題ですね。今回は、初めて悪魔が登場します。でも、悪に完全に染まった悪魔ではなく、堕天使としていろんなものを残しています」と明かし、「お客様それぞれが、いろいろな判断をされる物語になるのでは、と思っています。観終わった後に勇気が湧いてくる、もう一度やり直していくことができる、自分が思っていることが正しいのか間違いなのか? 見方をほんの少し変えるだけで、すべてが変わっていく……というようなことを教えてくれる物語でありたいですね」とコメントした。

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「Inner World Evolution 内世界の進化 V」

2020年4月25日(土)~5月6日(水・振休)
東京都 博品館劇場

企画:冴木杏奈
原作:ほさかよう
脚本・演出:葛木英
音楽:こうどうたかふみ
出演:冴木杏奈 / 進藤学、井上尚子、山木透、氏家蓮、坂口湧久
演奏:舟木真菜、井田結貴乃

※初出時より、スタッフ情報を変更しました。

※2020年4月21日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で延期になりました。

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