うさぎ庵が“新作の構え”で立ち上げる、母と息子の物語「コーラないんですけど」

うさぎ庵「コーラないんですけど」が、4月28日から5月1日まで東京のザ・スズナリ、5月22日から24日まで青森・渡辺源四郎商店 しんまち本店 2階稽古場で上演される。

うさぎ庵主宰の工藤千夏が作・演出を手がける「コーラないんですけど」は、2016年に初演されて以来、上演が重ねられてきた演目。劇中では、徴兵された息子の代わりに、自身が戦地に赴くと言い出す母親の話が描かれる。

工藤は本作について「この戯曲で新しい扉を開けたくなった。4人芝居を3人芝居に書き換え、これはもう新作の構えで挑む。かつて、ガス会社ショールームで上演した借景芝居『男たちのお料理教室』以来のおつきあいの、花組芝居の桂憲一さんと大井靖彦さんと一緒に、演劇の可能性を探る冒険の旅に出ます。重要な３人目を担ってくださるのは、演劇集団キャラメルボックスの西川浩幸さん！ この初顔合わせの化学反応、楽しみ過ぎます！ そして、贅沢にも、花組芝居の植本純米さんと渡辺源四郎商店店主・畑澤聖悟も助っ人としてザ・スズナリに登場！ 新しい母親と新しい息子に、会いにいらしてください」とコメントしている。チケットの一般販売は3月15日にスタート。

工藤千夏コメント

「コーラないんですけど」は、徴兵された息子の代わりに、自分が戦地に赴くと言い出す母親の話である。9名の日替わりゲストを迎えて、渡辺源四郎商店しんまち本店２階稽古場、こまばアゴラ劇場、津あけぼの座、せんだい演劇工房10-BOX等で計21ステージ上演した。日替わりゲストなのにこんなに出番が多いの?!と、驚きあきれられつつ、どーんと胸を貸してくださった皆様に、この場を借りて改めて御礼申し上げます。
上演が、毎回違う色を帯びて輝いていたせいだろうか？ この戯曲で新しい扉を開けたくなった。4人芝居を3人芝居に書き換え、これはもう新作の構えで挑む。かつて、ガス会社ショールームで上演した借景芝居「男たちのお料理教室」以来のおつきあいの、花組芝居の桂憲一さんと大井靖彦さんと一緒に、演劇の可能性を探る冒険の旅に出ます。重要な3人目を担ってくださるのは、演劇集団キャラメルボックスの西川浩幸さん！ この初顔合わせの化学反応、楽しみ過ぎます！ そして、贅沢にも、花組芝居の植本純米さんと渡辺源四郎商店店主・畑澤聖悟も助っ人としてザ・スズナリに登場！ 新しい母親と新しい息子に、会いにいらしてください。