信山プロデュース第4弾、弦巻楽団・相馬日奈の演出で「人形の家」

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信山プロデュース「人形の家」が、3月5日から8日に北海道・シアターZOOにて上演される。

信山プロデュース※4「人形の家」チラシ面

信山プロデュース※4「人形の家」チラシ面

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信山プロデュースは、札幌で活動するクラアク芸術堂の信山E紘希による単独ユニット。今回は、女性の新たな生き方を描いたイプセンの代表作の1つ「人形の家」を、弦巻楽団・相馬日奈の演出で上演する。出演者にはディリバレー・ダイバーズの深浦佑太、遠藤洋平、佐久間泉真、みきと、演劇公社ライトマンの田村嘉規、岩波岳洋、信山が名を連ねた。

上演に際し相馬は「私はこの作品を人形の話でも女性だけの話でもなく、人間のお話として上演してみたいと思いました。7人の俳優と“面白い作品”になるよう、探求します」とコメント。信山も「シアターZOOという、お客様には吐息まで聴こえてしまうごまかしの効かない空間で、濃密な時間を作ることができればと思っております」と意気込みを述べている。

相馬日奈コメント

札幌で活躍されてる演出家の方がたくさんいる中で、22歳のまだ未熟な私が、長く愛されているこの作品とどう向き合うか考えた時、女性の社会自立のお話だからこそ、男性の俳優さんと一緒にこの作品を考えてみようと思いました。
作品は夫婦のお話です。女性が働くことが“おかしい”と思われていた時代、主人公ノーラが夫ヘルメルとの関係に奇跡が起こることを期待します。結婚したことはないけれど、奇跡を期待するあの感覚はなんとなくわかる気がするのです。またそれは男女の関係だけではないと思うのです。私はこの作品を人形の話でも女性だけの話でもなく、人間のお話として上演してみたいと思いました。
7人の俳優と“面白い作品”になるよう、探求します。

信山E紘希コメント

個人的には、大学2年の頃に役者として挑戦した作品です。あの演出よりもぜったい面白くできると思って信山プロデュースでの上演を熱望していたのですが、まさかこんなに早く叶うとは思っておりませんでした。シアターZOOという、お客様には吐息まで聴こえてしまうごまかしの効かない空間で、濃密な時間を作ることができればと思っております。

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信山プロデュース※4「人形の家」

2020年3月5日(木)~8日(日)
北海道 シアターZOO

作:ヘンリック・イプセン
演出:相馬日奈
翻訳:原千代海
出演:深浦佑太、遠藤洋平、佐久間泉真、みきと、田村嘉規、岩波岳洋、信山E紘希

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※2020年3月4日追記:新型コロナウイルスの影響で、本公演は4月3日(金)から5日(日)に上演延期となりました。

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