4月に全国で上演される「松竹大歌舞伎」西コースの製作発表が、昨日2月18日に東京都内で行われた。
「松竹大歌舞伎」は、全国公立文化施設協会が主催する巡業公演。今回の西コースでは「正札附根元草摺」と、「義経千本桜」の3段目から「木の実」「小金吾討死」「すし屋」が上演される。
製作発表には、「義経千本桜」で、いがみの権太役を勤める
さらに仁左衛門は「今回自分が演じる『義経千本桜 すし屋』は様々な愛が感じられる作品。親子愛・主従の愛・義理人情などを強く感じられるので、そこが見どころだと思います。『ああ、観に来てよかったなあ』と感じていただけるように、精一杯勤めて参りたいです」と意気込みを語った。
2020年度(公社)全国公立文化施設協会主催「松竹大歌舞伎」西コース
2020年4月1日(水)~26日(日)
演目
一、「正札附根元草摺」
曽我五郎時致:中村橋之助
小林妹舞鶴:中村壱太郎
二、「義経千本桜」
いがみの権太:
弥助実は三位中将維盛:片岡孝太郎
お里:中村壱太郎
主馬小金吾:中村橋之助
弥左衛門女房お米:中村梅花
猪熊大之進:片岡松之助
若葉の内侍:澤村宗之助
権太女房小せん:上村吉弥
梶原平三景時:市川男女蔵
鮓屋弥左衛門:坂東彌十郎
※2020年4月1日追記:「松竹大歌舞伎」西コースは新型コロナウイルスの影響で全公演中止になりました。
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【会見レポート】「松竹大歌舞伎」西コース、片岡仁左衛門が「義経千本桜」への思い語る https://t.co/LXkOIB8xY3