岡田利規新作「未練の幽霊と怪物」に森山未來・片桐はいり・栗原類・石橋静河ら

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岡田利規が作・演出を手がける「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」が、6月3日から24日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ、27・28日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、7月1日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場、4・5日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」の出演者。上段左から、森山未來、片桐はいり、栗原類、下段左から石橋静河、太田信吾、七尾旅人。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」の出演者。上段左から、森山未來、片桐はいり、栗原類、下段左から石橋静河、太田信吾、七尾旅人。

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岡田利規 (c)Kikuko Usuyama

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本作は、岡田が能をモチーフに創作した、ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品「NO THEATER」の“進化版”。今公演では、建築家ザハ・ハディドをシテにした「挫波」、高速増殖炉もんじゅを巡る「敦賀」の2作品が、霊的な存在が思いを語る“夢幻能”の構造を用いて上演される。出演者には森山未來片桐はいり栗原類石橋静河太田信吾が名を連ね、謡手として七尾旅人が参加。音楽監督・演奏を「NO THEATER」の音楽を手がけた内橋和久が担当する。

上演に向けて岡田は「社会とその歴史は、その犠牲者としての未練の幽霊と怪物を、ひっきりなしに生み出して来て、今だって生み出し続けています。わたしたちはそれら幽霊や怪物のことを見ないこと忘れてしまうことを、その気になればできちゃうし、そのほうが快適な向きは確かにある。でもそれらに、つまり直視しないこと忘却することに、抗うために、能という演劇形式が持つ構造を借りて、音楽劇を上演します」と語っている。

神奈川公演のチケットのKAme(かながわメンバーズ)先行販売は3月14日、一般販売は4月4日にスタート。

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」

2020年6月3日(水)~24日(水)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

2020年6月27日(土)・28日(日)
愛知県 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

2020年7月1日(水)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

2020年7月4日(土)・5日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

作・演出:岡田利規
音楽監督・演奏:内橋和久
出演:森山未來片桐はいり栗原類石橋静河太田信吾 / 七尾旅人(謡手)

※2020年4月15日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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内田友紀 / Yuki Uchida @yukinc0

KAATの「『未練の幽霊と怪物』ー『挫波』『敦賀』ー」、行きたかった…
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