9人の個性が爆発!劇団EXILE総出演の「勇者のために鐘は鳴る」開幕
2020年1月25日 0:02
2 ステージナタリー編集部
舞台「勇者のために鐘は鳴る」が、昨日1月24日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕。これに先駆けて同日、ゲネプロと囲み取材が行われた。なおこの記事には舞台写真やキャラクター設定に関する記述が掲載されているので、ネタバレを避けたい読者は注意してほしい。
「勇者のために鐘は鳴る」は、劇団EXILEメンバーが初めて原案プロデュースを手がけ、脚本を畑雅文、上演台本・演出を川本成(時速246億)、演出補佐を冨田昌則が担当した作品。劇団EXILEの9人が総出演する今作の劇中では架空のオンラインゲーム「IGNITION」(イグニッション)を舞台としたストーリーが展開する。「IGNITION」は自分だけのオリジナルキャラクターを作り、仲間と会話しながら数々のクエストに挑むゲーム。ゲーム内で課金ユーザーのためだけに行われる賞金1億円のスペシャル感謝クエストに参加したY崎、バチバチ、JACK、ナイト、326、半蔵、うまなり、青春は、さまざまな珍ミッションに挑む中で魔王と出会い……。
囲み取材には扮装姿のキャストたちが出席。Y崎役の秋山真太郎は自身の役どころを「(現実世界では)妻と娘とうまくいっていないという悩みを抱えたサラリーマン」と紹介し、「劇団員みんなで2年くらい考えて作ってきたので、感無量です」と初日を迎えた喜びを語る。ギャンブル好きのうまなり役を務める八木将康は「(劇団員)全員そろって舞台ができるのが楽しみ」と期待を寄せ、忍者のキャラクター・半蔵を演じるSWAYは「ひさびさの舞台なのでみんなに迷惑をかけないよう、愛の手裏剣を飛ばしたいなと思います……あれ? 笑うところですよ?」と会場の笑いを誘った。
326役の小野塚勇人は「326は渋谷系の僧侶で、見た目がチャラくて若者言葉を使うけれど、心の優しいまっすぐな青年です。9人全員で舞台に立つのが初めてなので、一丸となって駆け抜けたい」と挨拶。続く小澤雄太は「見かけはワイルドで、MARVEL作品のウルヴァリンのような顔つきですが、操作している人間は中学生という役を演じます。ギャップを見せられたら」と抱負を語り、鈴木伸之は役柄について「JACKは自分よがりなところがありながら、1人でも果敢に戦いを挑んでいくキャラクターです。千秋楽までがんばりたい」と話した。
ツノが付いた特徴的なコスチューム姿の青柳翔は「どんな役どころかは言えませんが、ヒントはツノと衣装の下に隠れている靴」とファンの期待を煽り、「最高のスタッフと劇場と、“最低な劇団員”と一緒にがんばってきました。最後まで一生懸命がんばります」とコメント。これを受けたナイト役の町田啓太は「“最低な劇団員”の1人の町田啓太です」と自己紹介し、「1年以上前から話し合いながらやってきたので、幕が上がるのが本当に楽しみ。僕らはもともとクセが強いですが、それを全面に出したキャラ設定です」と登場人物の魅力をアピールする。また佐藤寛太は「制作期間から考えるととても長い時間、劇団員やスタッフさんと作ってきました。(初日の)今日はとてもソワソワしています」と開幕への思いを口にした。
稽古場の様子については、“最低な劇団員”とメンバーを紹介した青柳が「演者が『1分前です』と言われたときに弁当を温め始める。そういうことも含めて、和気あいあいとやらせていただきました(笑)」と明かす。また稽古場で料理が得意な小澤が牛丼、塩豚丼、キーマカレー、豚汁を振る舞ったエピソードが飛び出すと、SWAYは「俺、カレー4杯食べましたよ」と報告。さらにSWAYは、中目黒にあるLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIで小澤プロデュースによる「勇者のために鐘は鳴る」とのコラボメニュー「勇者のためのあんかけ塩牛丼」が本日より販売されていることに言及し、「小澤さんのために鐘が鳴るといいですね! 今の太字ですよ!」と報道陣に呼びかけた。
最後に町田が「9人全員の個性を集めて爆発していこうと、一生懸命スクラムを組んで作り上げました。皆さんに楽しんでいただけるよう、幕が閉じるまでがんばります」と意気込みを述べ、囲み取材を締めくくった。
「勇者のために鐘は鳴る」は2月2日までTBS赤坂ACTシアターで、2月13日から16日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演される。
そらいろのたね @agamou45
わ〜〜〜〜
貴利矢せんせ
初日おめでとうございま〜〜す
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