鮭スペアレが能楽堂で「リヤ王」、テーマは「老いは誰も幸せにしないだろうか？」

鮭スペアレ本公演 物狂い音楽劇「リヤ王」が2月9日に神奈川・宮越記念 久良岐能舞台、11日に東京・銕仙会能楽研修所にて上演される。

本公演は、“コンテンポラリー能”を掲げる鮭スペアレが、坪内逍遥の翻訳版で、シェイクスピア悲劇「リア王」を上演するもの。会場には能楽堂が選ばれ、「老いは誰も幸せにしないだろうか？」をテーマに、能楽の謡を参照したセリフ回しによって作品を立ち上げる。

構成・演出は中込遊里が担当。出演者には鮭スペアレメンバーの葵、清水いつ鹿、上埜すみれ、宮川麻理子、水上亜弓、中込のほか、若尾颯太、田中孝史、一瀬唯 、フルハシユミコが名を連ねた。

なお2月2日には東京・CHABOHIBA HALLにて公開リハーサルを実施。公開リハーサルは入場無料で、先着100名。また本作は「TPAM - 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2020」の公募プログラム・TPAMフリンジ参加作品となっている。