三条会の新作「ガリバー旅行記」開幕に構成・演出の関美能留「犬はかわいい」

三条会「ガリバー旅行記」が、本日12月26日に東京のザ・スズナリで開幕する。

本作は、ジョナサン・スウィフトの小説「ガリバー旅行記」を、三条会が上演するもの。構成・演出を関美能留が手がけ、出演者には三条会のメンバーのほか、東京デスロックの夏目慎也、KPR／開幕ペナントレースのG.K.Masayuki、百景社の国末武、向坂達矢、伊藤紫央里が名を連ねている。なお、今公演には2匹の犬がWキャストで出演。三条会メンバーである黒柴のトキコと、ボストンテリアのパブロフが日替わりで登場する。

開幕に際して、関は「1.人間よりも犬の方が、降板の可能性が高い。2.犬を連れ込んでいい稽古場を今のところ見つけることができない。3.犬が出演するのをかわいそうだという人がいるかもしれない。4.犬が出演するというと、興味を持ってくれる人がいる。5.犬はかわいい。これらのことを踏まえて、作品作りをしたつもりである！」とコメントしている。上演時間は約1時間40分で、公演は12月29日まで。