イッセー尾形×小日向文世×大泉洋が絵をめぐって大げんか「ART」

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イッセー尾形小日向文世大泉洋による三人芝居「ART」が、2020年3・4月に埼玉、大阪、東京で上演される。

「ART」ビジュアル

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フランスの劇作家ヤスミナ・レザが手がけた本作は、1994年に初演された作品。今回の上演版では小川絵梨子が演出を務め、長年の大親友マルク、セルジュ、イヴァンが1枚の絵をめぐって繰り広げる大げんかを描く。ある日セルジュは、現代アートの高価な絵を買った。現代アートが趣味のセルジュは、ようやく手に入れた自慢の作品をマルクも喜んでくれると思っていたが、彼は不思議な顔をするばかりで、2人の会話には妙なすれ違いが生まれる。一方、結婚を間近に控えるイヴァンにとってもこの友達関係は何よりも大切だった。3人は関係を何とか修復しようとするが、一生懸命になればなるほど会話はおかしな方向にズレていき……。

出演者たちの手による「ART」ロゴ。イッセー尾形が「A」、小日向文世が「R」、大泉洋が「T」を描いた。

出演者たちの手による「ART」ロゴ。イッセー尾形が「A」、小日向文世が「R」、大泉洋が「T」を描いた。[拡大]

今回の公演ではイッセーがマルク、小日向がセルジュ、大泉がイヴァンを演じる。数多くの一人芝居に取り組んできたイッセーは本作に向けて「芸達者な御二人と一緒ですから、何とかなるんじゃないかなーと思って(笑)。でも何人かでやる場合は一番大事なのは力の配分。ここは力を入れる、ここは抜くという。そこが難しいですね」とコメントし、小日向は仲のよい3人がときに険悪になりながらも会話を繰り広げる本作について、「たしかつかみ合いする瞬間があるんですよね。嫌だなー、イッセーさん強そうだから(笑)」と話す。さらに大泉はイッセー、小日向との共演に「光栄ですが、怖さもあります」と明かしつつ、「こんなチャンスはまたとない。やらないという答えはないです! でもやっぱり怖いなー(笑)」と語った。なお本公演のロゴマークは実際に出演者たちが描いたもので構成されており、イッセーが「A」、小日向が「R」、大泉が「T」を担当している。

公演は2020年3・4月に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、大阪・サンケイホールブリーゼ、東京・世田谷パブリックシアターにて。チケットの一般販売は2月にスタートする予定だ。

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「ART」

2020年3・4月
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場
大阪府 サンケイホールブリーゼ
東京都 世田谷パブリックシアター

作:ヤスミナ・レザ
翻訳:岩切正一郎
演出:小川絵梨子
出演:イッセー尾形小日向文世大泉洋

※2020年4月1日追記:東京公演は4月9日(木)から16日(木)まで新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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