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舞台挨拶では、Twitterで事前に募られた質問に幸四郎が回答。本作の役作りについて「稽古時に気を付けたことは?」と質問された幸四郎は、「(片岡)仁左衛門のおじさんが監修に入ってくださり、『どういう場面でも絵にならなくてはいけない、例えば尻もちをついたときでも写真を撮られてもいい格好になってなければいけない、感情的に叫んでも綺麗な声になってなければいけない、それが歌舞伎である』と教えられた」とエピソードを明かし、「世話物なので、自然な演技が大切ですが、脚の角度、手の置き方などすべてを計算されたうえで与兵衛は完成されている。それをなんとか忠実に演じようと努めました」と真摯に回答した。
最後に幸四郎は、「まだまだこれからもシネマ歌舞伎の可能性を試して、皆様にも楽しんでいただきたい」と意気込みを語り、舞台挨拶を締めくくった。シネマ歌舞伎「女殺油地獄」の上映は11月28日まで。
なおステージナタリーではシネマ歌舞伎「女殺油地獄」の特集を展開中。どのような思いをもって本番、そしてシネマ歌舞伎化に臨んだのか、幸四郎に話を聞いた。関連する特集・インタビュー
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