舞台「信長の野望・大志 -零- 桶狭間前夜 ~兄弟相克編~」が、昨日11月14日に東京・かめありリリオホールで開幕した。
本作は、2017年にコーエーテクモゲームスから発売された歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」を原作とした舞台シリーズの第4弾。脚本・演出を企画演劇集団ボクラ団義の
初日を前に行われた囲み取材には、
シリーズ1作目から織田信長役を演じている鶏冠井は本作について「史実とは異なった、もしもの話で進んでいくことが魅力の1つでもあります。観る方それぞれが“もしも”を考えながら楽しんでいただけたらうれしいです」と観客にメッセージを送る。
今回がシリーズ初参加となった織田信行役の沖野は「(カンパニーの)皆さんの温かさや熱量を感じて、これはもう素晴らしい作品を作り上げなくては!と思い、一生懸命挑んでいます」と心境を明かした。
シリーズを通してお市役を演じてきた田中は「歴史をさらにさかのぼるということもあり、幼少期のお市のシーンが多く、幼く見えるお芝居に初挑戦しています。劇中の歌も新曲が加わりました! “いいシーン”で歌わせていただきます!」とコメント。続く彦摩呂は自身が演じる今井宗久の見どころについて「いつも今井宗久は(自身の)茶室にいて、みんなが訪ねてきてくれる設定なのですが、今回はその茶室を飛び出しまして、宗久の命が狙われます。逃げまわります! 宗久が走ります!! 走りに注目です(笑)」と強調した。
さらに吉乃役の秋本は「私が演じる信長さまの側室と、(大黒演じる)正室の戦いも描かれています。そこにも注目してください!」、弥役の咲良は「私は信行さまの正室ということで、初めて妻役に挑戦することにとても緊張していました。信行さまがとても優しく、兄弟喧嘩でも信行さまが勝てるよう、精一杯応援していこうと思います!」、帰蝶役の大黒は「帰蝶個人としては1つのストーリーの中で一番感情の起伏が大きいと思っています。演じる難しさはあるのですが、皆様に支えていただきながらがんばっていきたいと思います」、霞役の坂本は「私が演じる霞は謎の女で、殺陣がたくさんあります。霞の殺陣にご注目ください!」とそれぞれアピールしている。
なお本作は“SIDE 織田信長”と“SIDE 織田信行”の2パターンで上演される。東京公演は11月20日まで行われ、11月23日には日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにて愛知公演が行われる。
舞台「信長の野望・大志 -零- 桶狭間前夜 ~兄弟相克編~」
2019年11月14日(木)~20日(水)
東京都 かめありリリオホール
2019年11月23日(土・祝)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
原作:コーエーテクモゲームス
脚本・演出:
キャスト
織田信長:
織田信行:
お市:
吉乃(きつの):
弥(あまね):
帰蝶:
霞(かすみ):
兄弟相克信長派
池田恒興:
森可成:
佐々孫助:
河尻秀隆:
前田利家:
丹羽長秀:中村ヒロユキ
兄弟相克信行派
滝川一益:
林秀貞:
柴田勝家:
林通具:
角田新五:
今川家
松平元康:
朝比奈泰朝:神座慶
今川義元 / 足利義昭:加藤凛太郎
その他の勢力
松永久秀:
現在(1582年)編
前田慶次郎:
上杉謙信:
本願寺顕如:
お橋:笹木香利
お焦:荒澤守
今井宗久:
ほか
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