秋沢健太朗、反橋宗一郎の復活宣言に喜び「おかえり伊作ー！」

「ミュージカル『忍たま乱太郎』第10弾 再演～これぞ忍者の大運動会だ！～」が、10月13日に東京・東京ドームシティ シアターGロッソで開幕する。これに先駆け、本日11日にゲネプロと取材会が行われた。

本作は、今年5月から6月にかけて上演された「ミュージカル『忍たま乱太郎』第10弾 ～これぞ忍者の大運動会だ！～」の再演。「忍ミュ」シリーズ10年目の節目となる今作では、委員会対抗の“忍術学園大運動会”を題材にしたストーリーが展開される。

取材会には6年生、5年生、4年生のキャストが出席。立花仙蔵役の湯本健一は、初演を振り返りながら、「再演では、ストーリーをもっとわかりやすくお伝えできるように一生懸命がんばります」と意気込みを語り、潮江文次郎役の渡辺和貴は「このメンバーと過ごしてきた長い時間を、舞台上で表現できているんじゃないかと思います」と晴れやかな表情で話す。

中在家長次役の新井雄也は「再演にあたってお芝居の仕方を変えている部分がたくさんあるので、パワーアップしたところを観てほしいです」と注目ポイントを挙げ、七松小平太役の木村優良は「初演を観てくださった方には変化を楽しんでもらえるように、再演で初めて第10弾を観る方には『観てよかった』と思っていただけるような作品にします！」と小平太さながらに元気いっぱいにアピールした。

続いて、6年は組の2人が挨拶。食満留三郎役の秋沢健太朗は「初演はキャスト同士慣れるまで時間がかかった部分もありましたが、その雰囲気を作品の中にうまく反映できていたと思います。再演ではそれぞれのキャラクターをさらに深く掘り下げていますので、皆さん楽しみにしていてください」と観客に呼びかける。善法寺伊作役の反橋宗一郎は、自身の病気により第10弾初演の大阪公演が中止になったことを詫びつつ、「あの日からずっと、再演で伊作として皆さんの前に立てることを夢見てきました。大好きなカンパニーに多大なご迷惑をおかけしてしまいましたが、こうして戻って来られたのは“忍ミュファミリー”のおかげです」と感謝の気持ちを述べる。また反橋が「善法寺伊作、完全復活です！」と宣言すると、すかさず秋沢が「おかえり伊作ー！」と返答。2人の息ぴったりなコンビネーションに、会場は温かな空気で包まれた。

なおこのたび、台風19号の接近に伴って、明日10月12日公演が中止に。これを受け、14日に追加公演が実施されることが決定した。東京ドームシティ シアターGロッソでの公演は27日まで行われ、その後、11月8日から10日まで兵庫・あましんアルカイックホールで上演される。

現在ステージナタリーでは、本公演の特集を展開中。2016年から3年にわたってコンビを組んでいる6年は組コンビに、“忍ミュファミリー”と共に歩んできた軌跡を振り返ってもらった。