「この道はいつか来た道」が、本日10月11日に東京・駅前劇場で開幕する。
舞台芸術学院の創立70周年記念特別公演として実施される本公演は、
開幕に向けて、鵜山は「金内さん、平岩さん、二人が触れ合い絡み合う温度がこの小さな劇場から出来るだけ遠くまで届くように。そんなことをぼんやり考えながら、演出と言うか立ち合いというか、不思議なスタンスで稽古を進めてきました」と感慨を語り、金内は「面白うて、やがて悲しい物語であります。八十才でこの芝居に出会い、八十六才の現在、今度で四度目の再再演です。平岩紙さんとの共演で新しい力を頂いた様です」と意気込みを述べる。
平岩は「この物語の登場人物は二人。人生という長い時間の果てに二人は何を選択し、何を望むのか。あるあるでも、ないないでもない。言わば誰しもが迎えるであろう、なくはない世界のお話です。是非劇場で感じて頂きたいです」と来場を呼びかけた。公演は10月19日まで。
なお台風19号の影響により、10月12日の公演が中止になることが発表された。チケットの払い戻しは公式サイトで確認を。
鵜山仁コメント
金内さん、平岩さん、二人が触れ合い絡み合う温度がこの小さな劇場から出来るだけ遠くまで届くように。
そんなことをぼんやり考えながら、演出と言うか立ち合いというか、不思議なスタンスで稽古を進めてきました。
そこに客席の共感が加わって、もしかしたら何千年先まで染み通るような、そんな息吹を醸してくれればいいなと気の長い夢を見ています。
金内喜久夫コメント
面白うて、やがて悲しい物語であります。
八十才でこの芝居に出会い、八十六才の現在、今度で四度目の再再演です。
平岩紙さんとの共演で新しい力を頂いた様です。
平岩さんの新しい感性で、私は新しく生まれ変わった様です。
是非御来場頂き、二人の年の差の道行をお楽しみ下さい。
平岩紙コメント
たった45分のお芝居ですが、二人にとっては長い道のり。金内さんは「生きて、喋っているだけ」と仰っておりましたが、呼吸をするように放たれる台詞に、演ずることの境地を日々感じさせて頂いております。この物語の登場人物は二人。人生という長い時間の果てに二人は何を選択し、何を望むのか。あるあるでも、ないないでもない。言わば誰しもが迎えるであろう、なくはない世界のお話です。是非劇場で感じて頂きたいです。
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