エン*ゲキ#04「絶唱サロメ」が、本日10月5日に東京・紀伊國屋ホールで開幕。これに先駆け本日、囲み取材が行われた。
本作は、
囲み取材には、松岡、豊原、納谷、小浦、吉田、鈴木、シルビア、そして今作の作・演出も手がける池田が出席した。預言者・ヨカナーンを演じる松岡は「僕は音楽でデビューしてから24年で、俳優としては15年なんですけど、今回の作品は15年目にして新たなチャレンジになりました。まだ見ぬところにチャレンジしたい」と意気込みを語り、「この人(池田)は、ちょっと怖いって思うくらい僕のことをわかっている。松岡充ってこういうところが魅力なんだよ、こういう芝居に当てはめたらこういう表現ができるんだよ、ということを計算してくれています」と池田に信頼を寄せた。
王女・サロメ役の豊原は本作について「最初に台本をいただいた時から、特別で大好きな作品。早く皆さんに初日を観て欲しいです」と思いを述べ、サロメの母親・ヘロディアを演じるシルビアは、「最近は(役柄が)お母ちゃん続きです(笑)」と話しつつ、「とにかくがんばって初日を迎えたいと思いますので、ぜひぜひ楽しみにしてください!」と期待を煽る。吉田は自身が演じるラバンを「作品全体が愛のお話なんですが、もしかしたら役の中で唯一愛を知らない女の子なのかな」と分析し、「紀伊國屋ホールに収まりきらないぐらいの思いを、皆さんにお届けしたい。今ワクワクで爆発しそうです!」とアピールした。
拷問処刑人・首切りナーマン役の小浦は「とにかくヨカナーンをいたぶり尽くすという役でございますので、お客様を恐怖のどん底に陥れたいと思っております(笑)。ですがお客様には害を加えませんので、テーマパークのアトラクションの一部のような感じで見ていただければ」と笑い混じりに述べ、鈴木は「この劇場のサイズや衣装に負けないよう、この役とこの世界観の中で、お客様に届けられる芝居ができたら」と気合十分な様子を見せた。
続く納谷は「稽古段階から“果て”がなかったので、初日を迎える不安はすごくあるのですが、今までやってきた稽古を信じ、がんばりたい」とコメントし、池田は「作・演出をさせていただいていますが、もう自分の手からは遠く離れて、『あれ、僕こんな作品作ったっけ』って毎日思っています。そのくらい自分自身が感動していて、こんな作品が観たかったという作品になりました。この作品が上演される瞬間は、きっとここが世界の中心だって思っています!」と感慨を述べた。
上演時間は休憩なしの約2時間。公演は10月13日まで東京・紀伊國屋ホールで行われ、その後本作は10月26・27日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。
エン*ゲキ#04「絶唱サロメ」
2019年10月5日(土)~13日(日)
東京都 紀伊國屋ホール
2019年10月26日(土)・27日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
原案:オスカー・ワイルド
作・演出:
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