新聞家「フードコート」が東京と京都で、村社祐太朗「背の伸びた親密さを」

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新聞家「フードコート」が9月21日から12月1日にかけて東京・TABULAE、10月26・27日に京都・京都教育文化センターで上演される。

「フードコート」東京公演、会場の様子。

「フードコート」東京公演、会場の様子。

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「フードコート」チラシ

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村社祐太朗が作・演出を手がける「フードコート」には吉田舞雪らが出演。上演に際し、村社は「ひとつここで伝えたいことは、来て欲しい理由は、背の伸びた親密さを用意しているからです。それは憧れるうち誰もが憧れる空間で、どこにでもあるのに、長く継続しては関われない空間です。そういう公演になればと願っています」とコメントした。

なお、関田育子が手がける「フードコート」が、10月19日、11月9日、17日に東京・TABULAEで上演される。クリエーションメンバーには関田、中川友香らが名を連ねた。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

村社祐太朗コメント

「フードコート」メインビジュアル

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曳舟のフードコートで得たことといえば、年頃の女学生の会から響いてくる黄色い声と、70年来の親友の語らいと、母子の咲いては消える諍いなどです。遅くまで開いているので、その日は22時までぼーっと過ごし霊感を得ることにしました。そのおかげもあって数日後にテキストを書き終えることができたのです。会場のTABULAEには5月からぽろぽろと通っています。そこではいくつかの植物を育てることにしました。今回の創作に関わってくれているひとたちは、様々な役割を自前の真剣さで乗りこなしてくれます。そして大きめの責任を負っている仕事に適宜目を配っています。何が重要かまだ定かではありません。もしかしたら当日券の価格の幅が、4000円~6000円くらいまで広がるんじゃないか、とかそういった運営のフローがにわかに重要になるかもしれません。ひとつここで伝えたいことは、来て欲しい理由は、背の伸びた親密さを用意しているからです。それは憧れるうち誰もが憧れる空間で、どこにでもあるのに、長く継続しては関われない空間です。そういう公演になればと願っています。

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新聞家「フードコート」

2019年9月21日(土)~23日(月・祝)、29日(日)、10月4日(金)・5日(土)、13日(日)、20日(日)、22日(火・祝)、11月8日(金)、10日(日)、16日(土)、23日(土・祝)・24日(日)、12月1日(日)
東京都 TABULAE

2019年10月26日(土)・27日(日)
京都府 京都教育文化センター

作・演出:村社祐太朗
出演:吉田舞雪 ほか

関田育子「フードコート」

2019年10月19日(土)、11月9日(土)、17日(日)
東京都 TABULAE

作:村社祐太朗
クリエーションメンバー:関田育子、中川友香 ほか

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