本日9月9日、JR東日本による竹芝地区の再開発計画「WATERS takeshiba」プロジェクト発表会が東京都内で実施され、四季株式会社(
会見ではまずJR東日本の深澤祐二代表取締役社長が「これまで竹芝の地で文化、芸術を培ってきた劇団四季と共にこの日を迎えられたことをうれしく思う」と挨拶し、開発プロジェクト「WATERS takeshiba」では“つぎの豊かさを生み出すまち”をビジョンに掲げ、文化・芸術の発信拠点機能を核に、水辺を活かしたまちづくりを行うと話す。さらに深澤社長は、2020年にオープンする東京・JR東日本四季劇場[春]、東京・JR東日本四季劇場[秋]について「WATERS takeshibaのキーコンテンツとなる」と語った。
JR東日本四季劇場[春]は約1500席、JR東日本四季劇場[秋]は約1200席と、いずれもかつての四季劇場[春]と[秋]よりも客席が約300席増やされる。劇団四季の吉田社長は、劇団の東京公演で完売が相次いでいることに言及し、「舞台の観やすさを保ったまま、より多くのお客様に舞台を楽しんでいただける最大の客席数を目指しました」と意図を明かした。
既報の通り劇団四季は、JR東日本四季劇場[春]のオープニング演目として、2020年9月10日からディズニーミュージカル「アナと雪の女王」を披露。記者から上演決定の決め手を尋ねられた吉田社長は、自身も同作を海外で観劇したと言い、「これは姉妹愛や家族愛など、愛に溢れた作品。昨今はいろいろな意味で世の中が渇き、愛情が不足していると思います。この作品を通して、愛の素晴らしさや豊かさなどを感じていただけたら」と思いを口にする。また吉田社長は、ミュージカル「アナと雪の女王」の見どころとして、ミュージカル版で追加された10曲以上の新曲や、最新技術を用いた雪と氷の表現、アニメーション版にも参加した高橋知伽江による日本語台本・訳詞などをアピールした。
また2020年7月14日にオープン予定のJR東日本四季劇場[秋]のオープニング演目について吉田社長は「現在ふさわしい演目を検討中」と付け加えた。
なお会見後にはWATERS takeshibaの工事現場見学ツアーが行われ、現在建設中のJR東日本四季劇場[秋]や、関連施設の様子が公開された。
劇団四季 ディズニーミュージカル「アナと雪の女王」
2020年9月10日(木)~
東京都 JR東日本四季劇場[春]
台本:ジェニファー・リー
作詞・作曲:ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス
演出:マイケル・グランデージ
日本語台本・日本語訳詞:高橋知伽江
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