開幕に先駆けて昨日9月6日に行われた囲み取材には、白鸚、
「この役をいただいたことは私の女優人生の中で本当に大きな出来事」と述べるのはアルドンザ役の瀬奈。瀬奈は「白鸚さんをはじめ、出演者の皆さんが常に新しい発見をされようと挑戦している稽古場で、とてもよい刺激をいただきました。初めてなのでわからないことが多かったのですが、皆さんが同じ目線で一緒に戦ってくださいました」と稽古の充実ぶりを語った。
長年本作に参加してきたサンチョ役の駒田は「役者人生の中で『ラ・マンチャの男』の比重がとても大きく、出演させていただくたびに身が引き締まる思いです。今、興奮と緊張といろいろな思いが駆け巡っています」と心境を吐露。主演・演出の白鸚については「役者の“旦那様(白鸚)”と演出の“旦那様”がいらっしゃる。(白鸚が)挑戦されている姿を見ると、自分もがんばらなくてはと思います」と信頼を寄せた。
スペインの小説「ドン・キホーテ」を原作とした「ラ・マンチャの男」は、1965年にアメリカ・ブロードウェイで初演され、翌1966年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む計5部門を受賞した作品。日本では1969年の初演から白鸚(当時は市川染五郎)が主演し、翌1970年にはブロードウェイのマーチンベック劇場にて現地の俳優と全編英語で60ステージを務めた。
今回の公演は本日9月7日から12日まで大阪・フェスティバルホール、21日から23日まで宮城・東京エレクトロンホール宮城、27日から29日まで愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、10月4日から27日まで東京・帝国劇場にて。
日本初演50周年記念公演 ミュージカル「ラ・マンチャの男」
2019年9月7日(土)~12日(木)
大阪府 フェスティバルホール
2019年9月21日(土)~23日(月)
宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2019年9月27日(金)~29日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2019年10月4日(金)~27日(日)
東京都 帝国劇場
脚本:デール・ワッサーマン
作詞:ジョオ・ダリオン
音楽:ミッチ・リー
訳:森岩雄、高田蓉子
訳詞:福井崚
振付・演出:エディ・ロール(日本初演)
演出:
キャスト
セルバンテス / ドン・キホーテ:松本白鸚
アルドンザ:
サンチョ:
アントニア:
神父:
家政婦:荒井洸子
床屋:祖父江進
ペドロ:大塚雅夫
マリア:白木美貴子
カラスコ:
牢名主:
隊長:鈴木良一
ギター弾き:ICCOU
ムーア人の娘:真田慶子
フェルミナ:
美濃良、山本真裕、小川善太郎、山本直輝、
※高田実那の「高」ははしご高が正式表記。
関連記事
松本白鸚のほかの記事
リンク
- 帝国劇場 ミュージカル『ラ・マンチャの男』
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
タカラヅカ歌劇ポータル │ 宝塚歌劇・宝塚OG情報を発信中 @zukazuka_info
【会見レポート】日本初演50年の「ラ・マンチャの男」開幕、松本白鸚「これからもともしびを」 - ステージナタリー https://t.co/y9vCwSS3jz