「美輪明宏の世界」プレイハウスで開幕、「世界を救える言葉は“ルンルン♪”」

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美輪明宏の世界~愛の話とシャンソンと~」が、明日9月7日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスで開幕する。

美輪明宏(撮影:御堂義乘)

美輪明宏(撮影:御堂義乘)

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本番で着用する衣装をチェックする美輪明宏。(撮影:御堂義乘)

本番で着用する衣装をチェックする美輪明宏。(撮影:御堂義乘)[拡大]

本公演は、美輪明宏による恒例のコンサート。構成・演出を美輪自身が手がけ、演奏をセルジュ染井アンサンブルが担当する。開幕を前に取材に応じた美輪は、昨今報じられる暗いニュースに胸を痛める様子を見せ、現代に生きる人間たちや世界を救える言葉として「ルンルン♪」を提案。「マイナスな出来事や深刻な発言につけると、言うほうも聞くほうも、ふっと気持ちが軽くなるでしょ」と投げかける。

公演については、「2年前、シャンソンばかりのコンサートをお贈りしましたら、とても評判がよくて、それで今年もシャンソンの名曲の数々を歌うことにいたしました」と語り、「シャンソンは、1曲に1人の人間の愛のドラマが描かれていることが多いのですが、その人には相手がいるわけだから、2人分の芝居を1曲に込めなくてはいけないんです。1曲1曲が真剣勝負。幕が下りたときの達成感たるや、ようやく責務を果たせたと倒れ込むように楽屋へ戻ります」と舞台裏を明かした。

「不思議なことに長年、音域も声量も変わらないのです」と評しながらも、「私、もう84歳ですからね。足腰も弱ってきているし……今までもったのが不思議なくらい。ひょっとしたら、今年のコンサートが最後になるかもしれない……」と弱腰になる場面も。しかしながら最後には「あ、こういうときにこそ、使わなくちゃね、ルンルン♪」とコメントし、取材を締めくくった。

上演時間は休憩ありの約2時間30分。東京公演は9月23日まで行われ、その後は10月4日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、11日に群馬・高崎芸術劇場 大劇場、27日に福岡・福岡市民会館、11月2日から4日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで公演が行われる。

※動画は現在非公開です。

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「美輪明宏の世界~愛の話とシャンソンと~」

2019年9月7日(土)~23日(月・祝)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

2019年10月4日(金)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2019年10月11日(金)
群馬県 高崎芸術劇場 大劇場

2019年10月27日(日)
福岡県 福岡市民会館

2019年11月2日(土)~4日(月・振休)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

構成・演出・出演:美輪明宏
演奏:セルジュ染井アンサンブル

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