劇団チョコレートケーキが“物語の可能性”届ける「治天ノ君」再々演が開幕

劇団チョコレートケーキ「治天ノ君」が、本日9月5日に青森・リンクモア平安閣市民ホールで開幕。初日に際し、演出の日澤雄介からコメントが到着した。

3度目となる「治天ノ君」上演に日澤は、「前回までの公演をご覧になった方には新しい発見を、初めてみる方には物語の可能性を、お届けいたします。ご期待ください」とメッセージを送っている。

脚本を古川健、演出を日澤が手がける「治天ノ君」は、大正天皇嘉仁の生涯に迫った作品。2013年に初演され、翌14年に読売演劇大賞 選考員特別賞、優秀男優賞、優秀女優賞、優秀演出家賞を受賞し、16年には国内9会場とロシア3会場を巡るツアー公演が行われた。今回の再々演上演版には、16年版にも出演した西尾友樹、浅井伸治、岡本篤、タテヨコ企画の青木柳葉魚、Peachboysの菊池豪、佐瀬弘幸、JACROWの谷仲恵輔、吉田テツタ、そして松本紀保が続投する。

上演時間は約2時間20分。本作は青森公演ののち、9月8日に長野・上土劇場、18日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場、20日に福島・福島テルサ FTホール、10月3日から14日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

日澤雄介コメント

2013年初演の「治天ノ君」、今回で再再演です。今回は更に多くの地域の方々に観てもらえる事になりました。劇団としても初めて東北の地、青森に降り立ちます。緩むことなく、この「治天ノ君」という作品を新しい形でお客様にお届け致します。前回までの公演をご覧になった方には新しい発見を、初めてみる方には物語の可能性を、お届けいたします。ご期待ください。