黒須育海率いるブッシュマン「コッペの穴にゆめをみる」東京芸術劇場で開幕

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ブッシュマン「コッペの穴にゆめをみる」が、本日8月2日に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで初日を迎える。

ブッシュマン「コッペの穴にゆめをみる」ビジュアル

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ブッシュマン「よいのみつ」より。(撮影:bozzo)

ブッシュマン「よいのみつ」より。(撮影:bozzo)[拡大]

ブッシュマンは、横浜ダンスコレクション2017で審査員賞を受賞し、2018年からコンドルズに参加している振付家・ダンサーの黒須育海が率いるダンスカンパニー。今作で演出・構成・振付を手がける黒須は、上演に際し「振付はテーマから立ち上げた異形な身体を追求したもので、独自の世界観を感じて頂けると思います。観た方にそれぞれの解釈が生まれ、各々のストーリーがつむぎだされることが楽しみでなりません」と述べた。なお本作には、CHAiroiPLIN主宰でコンドルズメンバーのスズキ拓朗が演出アドバイザーとして参加している。公演は明日8月3日まで。

黒須育海コメント

ブッシュマン「FLESH CUB」より。(撮影:塚田洋一)

ブッシュマン「FLESH CUB」より。(撮影:塚田洋一)[拡大]

小さい頃親から絵本を読み聞かせてもらっていた時に知った内容は、実は恐ろしい続きがあったり、結末が違ったりすることがあり、それを大人になってから知った時は衝撃でした。今作のキーワードは「コッペ」と「穴」。皆さんはこの二つのワードから何を想像するでしょうか。小さい頃、コッペパンの外側の茶色い皮を残すように白い部分を摘んで空洞をつくり覗きながら食べた記憶があります。その穴を覗いて見える暗闇には無限の創造が広がるのです。ここには洋風の名前が付いた人型の生き物が暮らしていたり、怪獣が登場したり数多なストーリーが起きるのです。振付はテーマから立ち上げた異形な身体を追求したもので、独自の世界観を感じて頂けると思います。観た方にそれぞれの解釈が生まれ、各々のストーリーがつむぎだされることが楽しみでなりません。今作が穴を通じて出演者と観客の皆さんの創造が繋がる場所であればと願っております。

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ブッシュマン「コッペの穴にゆめをみる」

2019年8月2日(金)・3日(土)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

演出・構成・振付:黒須育海
演出アドバイザー:スズキ拓朗
出演:岩城かのこ、江口力斗、岡本五、香取直登、金子佑紀、河内優太郎、手塚バウシュ、中村駿、藤本茂寿、黒須育海

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