EPOCH MAN「鶴かもしれない」再々演、小沢道成「自分の可能性を信じて」

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EPOCH MAN「鶴かもしれない2020」が、2020年1月9日から13日まで東京・駅前劇場で上演される。

「EPOCH MAN 新春ひとり芝居『鶴かもしれない2020』」ビジュアル

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「鶴かもしれない」は、小沢道成の演劇プロジェクト・EPOCH MANにより、2014年と2016年に上演された一人芝居。“鶴のお伽話”の設定を現代の東京に置き換えた物語が、3台のラジカセと10着の着物を用いた演出で立ち上げられる。また音楽は悪い芝居の岡田太郎が担当する。

作・演出・美術を手がける小沢は、新演出での再々演に向け、「自分の可能性を信じて頑張ってみます」と意気込みを語った。チケットの一般販売は11月23日10:00にスタート。

なおEPOCH MANは、8月7日に「EPOCH MAN 新作2人芝居『夢ぞろぞろ』」の開幕を控えている。

小沢道成コメント

この「鶴かもしれない」という作品は、ラジカセ3台と10着の着物を使って2014年に小さなギャラリーで(実験的に)公演を行いました。
対話の相手がノンストップで進んでいくラジカセなもので、そんな状況で物語も感情も途切れずに演劇として成立するのか試してみたのですが、舞台上もそして観客席も経験したことのない緊張感と高揚感が充満していて、これはいつか劇場でもやりたいと思っていました。2016年にOFF・OFFシアターでの公演が実現し、劇場用に舞台美術を加え、より耳でも目でも楽しめるものを目指したのですが、その時に隣の駅前劇場ならこんな美術や演出も面白いなと密かに思っていたのです。
しかし、なんと言っても一人芝居を上演するには観客席の数といい劇場の広さといい想像するだけで、ぞっとしてしまう程の不安と恐怖も同時に湧いていました。
そして4年後です。なんともキリのいい数字である2020年、舞台美術も衣裳も新たに構想し、あの時に感じたぞっとした想いを抱きつつも、あの時では思いつかなかった、やりたくても出来なかったある演出を実現してみようと思います。
誰もが知っている鶴のお伽話を、2020年、この現代の東京を舞台に繰り広げます。
駅前劇場版新演出での1人舞台、新しい年の幕開け、自分の可能性を信じて頑張ってみます。

この記事の画像(全1件)

「EPOCH MAN 新春ひとり芝居『鶴かもしれない2020』」

2020年1月9日(木)~13日(月・祝)
東京都 駅前劇場

作・演出・美術:小沢道成
音楽:岡田太郎
出演:小沢道成

「EPOCH MAN 新作2人芝居『夢ぞろぞろ』」

2019年8月7日(水)~12日(月・振休)
東京都 シアター711

作・演出・美術:小沢道成
音楽:オレノグラフィティ
出演:田中穂先、小沢道成

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