現代における“心中”を古典をもとに立ち上げる、お寿司「菠薐心中」

1

158

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 6 10
  • 142 シェア

お寿司「菠薐心中(ハローしんじゅう)」が、12月11日から13日まで京都・ロームシアター京都 ノースホールで上演される。

お寿司「病気」より。(撮影:松本成弘)

お寿司「病気」より。(撮影:松本成弘)

大きなサイズで見る(全5件)

お寿司「病気」より。(撮影:松本成弘)

お寿司「病気」より。(撮影:松本成弘)[拡大]

京都を拠点に活動するお寿司は、衣装作家である南野詩恵が2016年に立ち上げた団体。今作では近松門左衛門の「曽根崎心中」を下敷きに、現代における“心中”とは何かを探る。舞台はとある小さな会社。そこには人形のように何も話さない男と、その姿に自分を重ね合わせる女が働いていて……。大きな人形の中に俳優たちが身体ごと入って操るという、文楽人形からアイデアを得た演出にも注目だ。公演のチケット販売は10月4日にスタートする。

南野詩恵が手がけた衣装。

南野詩恵が手がけた衣装。[拡大]

また、本作の関連イベントとして、子供向けのワークショップ「ハロー心の中(ハローしんのじゅう)」が10月20日に京都・京都市東山青少年活動センター 創造活動室で行われる。ワークショップは、大きな人形を全員で動かし、文楽という文化を体験できる内容となっている。参加費は無料。

なお本公演は、ロームシアター京都が京都芸術センターと協働する創造支援プログラム"KIPPU"内の1作品として上演される。

この記事の画像(全5件)

ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU” お寿司 ボロレスコ「菠薐心中」

2019年12月11日(水)~13日(金)
京都府 ロームシアター京都 ノースホール

作・演出・衣装:南野詩恵
出演:内田和成、大石英史、梶川貴弘、木村雅子、合田有紀、下野優希、関珠希、瀧口翔、竹ち代毬也、藤原大介、三枝眞希、村上渉

「お寿司 ボロレスコ『菠薐心中』関連ワークショップ『ハロー心の中』」

2019年10月20日(日)
京都府 京都市東山青少年活動センター 創造活動室

全文を表示

読者の反応

  • 1

ステージナタリー @stage_natalie

現代における“心中”を古典をもとに立ち上げる、お寿司「菠薐心中」
https://t.co/OkIeYOy0dW https://t.co/YxAlvf9y6p

コメントを読む(1件)

関連記事

大石英史のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 大石英史 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします