「斬劇『戦国BASARA』天政奉還」が、昨日7月12日に東京・ヒューリックホール東京で開幕。これに先駆けて初日挨拶と公開ゲネプロが行われた。
初日挨拶には
今作で本シリーズから卒業する伊達政宗役の眞嶋は、「開幕直後からとてつもない熱をお届けできるのではないかと思っています」と気合を見せ、「高濃度な斬劇『戦国BASARA』をお届けできるよう、自分もカンパニーの一員として熱を注ぎながら最後まで戦いたいと思っています」と意気込む。
眞嶋と同じく今回でシリーズから卒業する真田幸村役の松村は「舞台化10周年で、僕自身『戦国BASARA』に出演して10作品目という節目となる作品。出会いに感謝しつつ、この歴史に敬意を払いつつ、しゅーてぃー(眞嶋)演じる政宗を筆頭に全力で楽しんでいきたいと思っていますので、最後まで応援のほどよろしくお願いいたします」と観客にメッセージを送った。
続いて石田三成役の沖野が「10周年を迎えたということで、いい歴史はこのまま紡いでいって、悪い歴史をぶち壊しながら皆様に楽しんでいただける作品を作っていけたらと思います」と発言すると、松村は「悪い歴史、あったんですか?」とツッコみ、登壇者たちの笑いを誘う。沖野は「そのへんはいいじゃないか!(笑)」と切り返し、「こうやって歴史のある舞台に出られるというのは幸せなことだと思います。今回から新たな徳川家康役を迎えるということで新たな1ページを築けたらなと思っております」と目標を掲げた。
徳川家康役の永田は「10周年という節目の時に自分もこうして徳川家康として出演できること光栄に思いますし、とても幸せです」と感慨を語り、「初参加ということもあってプレッシャーもあるんですけど、皆さんあたたかくて自分らしくやれていますので、全力で期待に応えられるように精進してまいります」と真摯に述べる。
さらにヨリコは「作品はいつも通り一切手を抜かずに、今回集まってくれた俳優部の皆さんとディスカッションを重ねて熱量のある作品を作ったつもりです。“天政奉還”と銘打った作品で秀斗さんと龍之介さんが卒業ということで、これは“バサラ”の皮肉でもあり愛でもあるのかなと感じつつ、その愛のあるこの作品を歴史のひとつとして目に焼き付けていただけたらたなと思います」とコメント。
最後に小林は「初演舞台『戦国BASARA』をやらせていただいてから10年経ちます。数々の役者さんにいろんな役をやっていただき、スタッフの方、演出の方いろんな方に携わっていただき、10年続いてきたので本当にうれしく思っています。今回も新作ですごく面白い内容となっていますので、皆さんに楽しんでもらえたらと思います」と締めくくった。
「斬劇『戦国BASARA』天政奉還」の東京公演は7月21日まで行われ、26日から28日には梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて大阪公演が実施される。
「斬劇『戦国BASARA』天政奉還」
2019年7月12日(金)~21日(日)
東京都 ヒューリックホール東京
2019年7月26日(金)~28日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原作:CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)
構成・演出・映像:ヨリコ ジュン
企画・原作監修:小林裕幸(CAPCOM)、山本真(CAPCOM)
キャスト
伊達政宗:
真田幸村:
石田三成:
徳川家康:
片倉小十郎:
足利義輝:
竹中半兵衛:
風魔小太郎:前田慎治
小早川秀秋:
お市:
鶴姫:
明智光秀 / 天海:
京極マリア:
松永久秀:
三好三人衆・長兄:喜多野章太郎
三好三人衆・次男:久道成光
三好三人衆・三男:田沼ジョージ
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