10月に開催される「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」の記者会見が昨日7月11日に京都・ホテル アンテルーム 京都 Gallery 9.5にて行われた。会見には京都国際舞台芸術祭実行委員会 実行委員長の森山直人、KYOTO EXPERIMENTプログラムディレクターの
今回で10回目となる「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は、「世界の響き─エコロジカルな時代へ」をテーマに掲げ、国内外のアーティストによる11の公式プログラムで構成される。
今回がプログラムディレクターとして最後の橋本は「ついに『KYOTO EXPERIMENT 2019』の詳細を発表することができました。皆さんに今年のプログラムをお伝えしたくてウズウズしていました」とコメント。さらに「私にとって最後のプログラムになるわけですが、これまで10年にわたってリサーチやコラボレーションを行なってきたからこそのラインアップになりました。舞台芸術が、皆さんにとっての楽しみや刺激になることを願うだけでなく、この困難な時代を見通すための何らかの指針になってほしいと心から願っています」と思いを語った。
公式プログラムには、故・土方巽との“共演”を試みる、チョイ・カファイの「存在の耐えられない暗黒」、岡田率いるチェルフィッチュと金氏が挑む、“人間的尺度”を疑う新作「消しゴム山」、とある儀式を立ち上げる
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2019」
2019年10月5日(土)~27日(日)
京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール“アルティ”、Theatre E9 Kyoto ほか
チョイ・カファイ「存在の耐えられない暗黒」
2019年10月5日(土)・6日(日)
京都府 ロームシアター京都 ノースホール
チェルフィッチュ×金氏徹平「消しゴム山」
2019年10月5日(土)・6日(日)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール
庭劇団ペニノ「蛸入道 忘却ノ儀」
2019年10月11日(金)~15日(火)
京都府 ロームシアター京都 ノースホール
ブシュラ・ウィーズゲン「Corbeaux(鴉)」
2019年10月13日(日)・14日(月・祝)
京都府 元離宮二条城(13日)、平安神宮(14日)
ウィリアム・ケントリッジ「冬の旅」
2019年10月18日(金)
京都府 京都芸術劇場 春秋座
ネリシウェ・ザバ「Bang Bang Wo / Plasticization」
2019年10月19日(土)・20日(日)
京都府 Theatre E9 Kyoto
久門剛史「らせんの練習」
2019年10月20日(日)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール
アミール・レザ・コヘスタニ / メヘル・シアター・グループ「Hearing」
2019年10月24日(木)・25日(金)
京都府 京都府立府民ホール“アルティ”
神里雄大 / 岡崎藝術座「ニオノウミにて」
2019年10月25日(金)~27日(日)
京都府 京都芸術センター フリースペース
サイレン・チョン・ウニョン「変則のファンタジー_韓国版」
2019年10月26日(土)・27日(日)
京都府 京都芸術劇場 春秋座
グループ展「ケソン工業団地」
2019年10月5日(土)~27日(日)
京都府 京都芸術センター 講堂、ギャラリー 南 ほか
イ・ブロク「Robo Cafe」
出展アーティスト:イム・フンスン、イ・ブロク ほか
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