ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)が6月の愛知公演を経て、7月5・6日に神奈川公演を行う。
神奈川公演に向けて、NDTに所属する日本人ダンサーの刈谷円香は「先日、名古屋公演を終え、いよいよ今シーズン最後の舞台となる横浜公演が近づいてまいりました。沢山の方々にコンテンポラリーダンスや劇場を身近に感じて頂くきっかけになれば幸せです」とコメント。高浦幸乃も「舞台をよくご覧になる方にも、全くの未経験の方にも、NDTの面白い世界に、吸い込まれる感覚を味わっていただきたいです」と見どころを述べ、飯田利奈子は「日本の皆さんに、オランダで活躍しているカンパニー、そしてコンテンポラリーはこういうものなんだ!と感じてもらえれば幸いです」と述べている。なおこのたび、芸術監督のポール・ライトフット、常任振付家ソル・レオン振付の「Singuliere Odyssee」の舞台写真が公開された。
NDTは、1959年にオランダで設立されたコンテンポラリーバレエカンパニー。日本人ダンサーからは、これまでに中村恩恵や小尻健太のほか、湯浅永麻、金森穣らを輩出している。今回の公演では、常任振付家ソル・レオンとライトフット振付の「Shoot the Moon」「Singuliere Odyssee」、
神奈川公演は7月5・6日に神奈川・神奈川県民ホール 大ホールにて。当日券あり、詳細は問い合わせを。
刈谷円香コメント
NDTの13年ぶりの来日公演。このような形で私が今住んでいるヨーロッパの芸術を故郷の日本のお客様に観て頂けることに感動を覚えます。先日、名古屋公演を終え、いよいよ今シーズン最後の舞台となる横浜公演が近づいてまいりました。沢山の方々にコンテンポラリーダンスや劇場を身近に感じて頂くきっかけになれば幸せです。
高浦幸乃コメント
「なんだこれは、凄く面白い!」と感じたのは、私が初めてNDTの公演を観たときでした。日常から抜け出して、NDTの作り出す世界に引き込まれたのを覚えています。舞台をよくご覧になる方にも、全くの未経験の方にも、NDTの面白い世界に、吸い込まれる感覚を味わっていただきたいです。13年ぶりの日本公演に携わることができて、とても光栄です。
飯田利奈子コメント
NDT来日13年ぶりという事で、こうして公演をしに日本に帰ってこれる事をとても嬉しく思います。日本の皆さんに、オランダで活躍しているカンパニー、そしてコンテンポラリーはこういうものなんだ!と感じてもらえれば幸いです。
※高浦幸乃の「高」ははしごだかが正式表記。
関連する特集・インタビュー
「ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)」
2019年6月28日(金)・29日(土)※公演終了。
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール
2019年7月5日(金)・6日(土)
神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール
「Shoot the Moon」
振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット
音楽:フィリップ・グラス
「Singuliere Odyssee」
振付:ソル・レオン、ポール・ライトフット
音楽:マックス・リヒター
「The Statement」
振付:
音楽:オーエン・ベルトン
「Woke up Blind」
振付:マルコ・ゲッケ
音楽:ジェフ・バックリィ
※「Singuliere Odyssee」の「Singuliere」1つ目の「e」はアクサングラーブ、「Odyssee」1つ目の「e」はアクサンテギュ付きが正式表記。
関連記事
クリスタル・パイトのほかの記事
リンク
- NDT | The Arts and Culture Initiative
- NDT(ネザーランド・ダンス・シアター) | 自主事業 | 愛知県芸術劇場
- ネザーランド・ダンス・シアター|神奈川県民ホール
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
愛知県芸術劇場 @APAT_info
NDTが横浜へ、「コンテンポラリーはこういうものなんだ!と感じてもらえれば」(コメントあり / 写真39枚) - ステージナタリー https://t.co/j1Uvyw8Hwu