文学座「ガラスの動物園」開幕、社会問題を“ほのかな希望”持って描く

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文学座「ガラスの動物園」が、本日6月28日に東京・東京芸術劇場 シアターウエストで開幕する。

文学座「ガラスの動物園」より。(撮影:宮川舞子)

文学座「ガラスの動物園」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「ガラスの動物園」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座「ガラスの動物園」より。(撮影:宮川舞子)

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「ガラスの動物園」はテネシー・ウィリアムズの代表作の1つ。文学座では1967年の初演以来、さまざまな顔合わせで上演を重ねてきた。今回は高橋正徳が演出を手がけ、塩田朋子亀田佳明永宝千晶池田倫太朗が出演する。

高橋は、社会問題を内包した本作を「現代だからこそよりアクチュアルに感じさせる作品」と評し、「詩的な台詞で美しく甘美に、そしてほのかな希望を持って描いているところが名作たる所以だと稽古をしながらつくづく感じました」と思いを述べた。

東京公演は7月7日まで行われ、その後、7月11日に新潟・長岡リリックホール シアター、7月14・15日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール、7月24・25日に岐阜・可児市文化創造センター 小劇場にて上演される。なお東京公演では、7月5日13:30開演回の追加公演が決定している。

高橋正徳コメント

「ガラスの動物園」ブロードウェイ初演は1945年ですが、70年以上たった今でも色褪せる事のない作品です。それどころか現代だからこそよりアクチュアルに感じさせる作品なのです。個人と家族、父不在の家族、ワーキングプア、身体の障碍、引きこもり、ハラスメント、毒おやなど……など今日的な問題を色濃く描いています。
それをウィリアムズが詩的な台詞で美しく甘美に、そしてほのかな希望を持って描いているところが名作たる所以だと稽古をしながらつくづく感じました。
文学座では29年ぶりの上演です。
是非、芸術劇場シアターウエストにご来場下さい。

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文学座「ガラスの動物園」

2019年6月28日(金)~7月7日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト

2019年7月11日(木)
新潟県 長岡リリックホール シアター

2019年7月14日(日)・15日(月・祝)
兵庫 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール

2019年7月24日(水)・25日(木)
岐阜県 可児市文化創造センター 小劇場

作:テネシー・ウィリアムズ
訳:小田島恒志
演出:高橋正徳
出演:塩田朋子亀田佳明永宝千晶池田倫太朗

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猫いらずのおたけ @tabusakayo

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