柚希の芸歴20周年を記念して上演される本作は、多重人格の女性を主人公とする一人芝居。本日5月23日には囲み取材が実施され、柚希と作・演出の
本作は7月に台湾でも上演される。柚希は宝塚歌劇団での台湾公演について「舞台に立つ仕事を選んでよかった!と自分を褒めたくなったくらい、感動的な経験だった」と述懐し、「日頃は日本になかなか来られない方々に、お会いできることを楽しみにしています」と期待を口にした。
小林は本作の稽古を「柚希さんが1人で舞台に立つので、スタッフ一同、柚希さんのことだけを考えて進めてきました」と振り返る。また本作を手がけるにあたり小林は「20周年なので柚希さんのリクエストは全部叶えようと思った」と言い、柚希から「カッコいい柚希礼音を見せたい」「メッセージのあるミュージカルにしたい」「死ぬほど踊りたい」といった要望があったことを明かしながら「この年齢の柚希さんだからこそ演じられる役を作りたいと思い、『LEMONADE』にたどりつきました」と語った。
記者から「この作品について、自分にしかできないと思う点は?」と質問された柚希が迷う表情を見せると、隣の小林が柚希に耳打ちでアドバイスを伝えて報道陣を和ませる。その後、柚希は改めて、本作で多重人格の女性を演じることに触れて「自分を男だと思い込んでいる人格や、自分をイタリア人だと思っている人格が登場しますが、(宝塚歌劇団で)男も女も演じた経験があったからこそできるのではないかと思う」と分析し、「最終的に男性の人格が『がんばりやー』と励ましてくれるんですが、男役をしていた自分自身からも応援されているような気がします」とコメント。さらに柚希は「私を以前から観てくださっている方は、いろいろ感じるところがあるのではと思います。愛情いっぱいの作品です」と改めて本作の魅力をアピールした。
最後に柚希が「20周年でこの作品をやれることは、これからの人生にとってすごい経験になると思います。ぜひ楽しみにしていらしてください」とメッセージを送り、囲み取材は終了した。
「REON YUZUKI one-man show Musical『LEMONADE』」の振付は、川崎悦子とs**t kingzのOguriが手がけている。上演時間は約1時間40分。公演は5月24日から6月9日までCBGKシブゲキ!!、7月6・7日に台湾・CLAPPER STUDIO、7月13日から15日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。東京公演チケットは完売しているが、当日券は全日程で販売される。
なお柚希の20周年記念企画の第2弾として、9・10月には「A New Musical『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』」が上演される。板垣恭一が日本版脚本・演出を手がける同作には、柚希のほかソニン、実咲凜音、清水くるみ、石田ニコルらがキャスティングされた。
「REON YUZUKI one-man show Musical『LEMONADE』」
2019年5月24日(金)~6月9日(日)
東京都 CBGKシブゲキ!!
2019年7月6日(土)・7日(日)
台湾 CLAPPER STUDIO
2019年7月13日(土)~15日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
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