本作は、劇団子供鉅人の
上演に向けて山西は「前作『夕焼かれる』では、蒸発した母を他人に投影し、いるはずのない理想の女性を探し求めるストーカー加害者の姿を描いたが、『煙を抱く』ではその物語の更に先にあるものを描くことを狙う」とコメント。さらに今年で30歳になることを明かし、「精神的な幼さは一旦置いておいて、社会的には明らかな大人の年齢である。曲がりなりにも社会というものに触れていく中で、もっぱら感じるのは世界の圧倒的な漠然性だ」と述べ、今作が「自分にとって大きな転換点になる作品であることは、曖昧にではなく、ここで明瞭に宣言する」と意気込みを述べている。
ピンク・リバティ 第5回公演「煙を抱く」
2019年7月9日(火)~14日(日)
東京都 シアター711
脚本・演出:
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#煙を抱く