舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」の制作発表会見が、本日5月10日に東京・花園神社で行われた。
天野純希の同名小説を原作とした舞台「桃山ビート・トライブ」は、「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」の一環として2017年に初演された作品。安土桃山時代を舞台とし、4人の若者が音楽を武器に世に立ち向かう姿が描かれる。初演に続き、脚本を金沢知樹、演出・脚色を
制作発表では、まず花園神社の拝殿前にて、山本、原、Elina、
パフォーマンス後に行われた取材会には、山本、原、Elina、副島に加え、
今回の再演から本作に参加する原は、自身が演じる笛役者・小平太役を、同じく宇宙Six / ジャニーズJr.の目黒蓮が初演で演じたことに触れ、「すでに出来上がっているカンパニーに入るのはプレッシャーもありますが、楽しみ」と胸中を語る。また「僕は今までケンカが強いワイルド系や、カッコいい感じの役が多かったんですが、小平太はまた違った感じの自分を出せる役かなと思います」と期待を煽った。
舞姫・ちほ役を演じるElinaは「前回に続いて振付を担当します。再演では新曲も披露するので、皆さんの心に突き刺さる振付にしたいです」と目標を掲げる。太鼓叩き・弥介役の副島は「弥介は織田信長に仕えていた日本初の黒人の武士で、実在した人物。自分だからこそ演じられる弥介像があると思うので、真摯に向き合って、一座をサポートしていきたいです」と宣言。記者から弥介を演じる上で苦労する点について尋ねられた副島は「僕は流暢な日本語しか話せないので、カタコトで話すのが難しい(笑)。初演の稽古では『日本語がうますぎる!』というダメ出しをいただきました(笑)」とエピソードを明かした。
出雲のお国一座の踊り子・平信役の冨岡は「原作には出てこない舞台版オリジナルキャラクターで、藤次郎たちに勝負をふっかけたり、アクロバットを披露したりするコミカルな人物です。初演のあと、本格的に日本舞踊の流派に入門させていただいたので、再演で新しい平信をお見せできれば」と意気込む。出雲のお国役の星野は「人生で初めて、舞台上で舞うという貴重な経験をさせていただきました」と初演を振り返り、「日本舞踊のお稽古に通わせていただいているので、自信を持って稽古に臨めるかなと思います。再演も初めての経験ですが、小平太役が新キャストの原さんなので、気持ちを新たに臨みたいです」とコメント。すると山本は、星野に向かって「うちの原はクセが強くて大変ですよ!(笑)」と投げかけ、報道陣の笑いを誘う。これを受けた原は「(星野)真里さんと今日初めてお会いするんですが、お綺麗な方なので、緊張しすぎて芝居になるのか……自分に打ち勝ちたいと思います(笑)」とはにかんで会場を和ませた。
続く林又一郎役の山崎は「本シリーズすべてに出演しているのは、ここにいるメンバーの中では僕だけです。第7弾は、これまでやってきたことの集大成にしたい。再演ではありますが、僕は秀吉から又一郎に役が変わったので、新鮮な気持ちです」と思いを述べつつ、「立ち回りがあるのでケガをしないよう、先ほどネットでサポーターを買いました!」と明かし、登壇者たちを笑わせた。
最後に山本は「200パーセントのパフォーマンスを見せられる自信があります。ぜひお楽しみに!」とファンにメッセージを送り、原は「僕らの黒髪が見られる貴重な機会です。歴史が苦手な方でも楽しめて、いろんな世代に愛される作品だと思います。ぜひ会場に足を運んでいただけたら」と取材を締めくくった。
舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」は、6月14日から16日まで京都・京都劇場、6月21日から7月1日まで東京・EX THEATER ROPPONGIにて。チケットの一般販売は明日5月11日12:00にスタート。
舞台「桃山ビート・トライブ~再び、傾かん~」
2019年6月14日(金)~16日(日)
京都府 京都劇場
2019年6月21日(金)~7月1日(月)
東京都 EX THEATER ROPPONGI
原作:「桃山ビート・トライブ」天野純希著(集英社文庫)
脚本:金沢知樹
演出・脚色:
出演:
関連記事
山本亮太のほかの記事
リンク
- 舞台「桃山ビート・トライブ ~再び、傾かん~」
- 歴タメLive@もっと歴史 (@mottorekishi) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
まい @mai51244
【会見レポート】「桃山ビート・トライブ」山本亮太、原嘉孝らが花園神社で華麗に舞い踊る - ステージナタリー https://t.co/eNBylCZtOi