異なるカラダを躍動させ、鯨井謙太郎と奥山ばらばが新作「ヒノシヅク」に挑む

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「ヒノシヅク」が5月15日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールで上演される。

「阿吽山水」より。(c)bozzo

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「J-K DUO DANCE FESTIVAL」チラシ表

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本作は、鯨井謙太郎奥山ばらばが振付・出演し、Park Chang Sooが音楽を手がけるダンス作品。鯨井と奥山は2018年に上演された「阿吽山水」で第50回舞踊批評家協会賞 新人賞を受賞しており、「ヒノシヅク」は新作となる。

上演に向けて鯨井は「この新たなデュオ作『ヒノシヅク』では、神話的な異父兄弟のような存在でありつつ、互いに天と地ほどに異なる二つの身体が、現代に新たな陽の光を呼び覚まさんと、踊り、舞い、踏みしだく舞台となります」と説明。奥山は「稲妻のように、地響きのように、その異なるカラダを躍動させては、間に広がる眩い光の物語を作れたらと思っています」と意気込みを語っている。

なお本作は、「J-K DUO DANCE FESTIVAL」の1作品として上演される。本フェスティバルでは、日本と韓国のデュオ7組が作品を披露し、上演作品は「ヒノシヅク」のほか、中村駿と歌川翔太振付・出演による「BLACK OUT」、金龍吉振付の「Black-Salpuri」、久保田舞と山口将太郎振付・出演による「ブルーもしくはブルー」、姜聲民振付「緑水、青山」、勝見嘉之と若柳慶次郎による「二人舞三番叟」、伊なら振付「Essential Emotion」がラインナップされている。

鯨井謙太郎コメント

奥山ばらば氏とは、7年ほど前、天使館と大駱駝艦が初共演した「ハヤサスラヒメ」という作品で出会いました。
そして、昨年の舞台「阿吽山水」では、初のデュオを踊りました。
ばらば氏と共に稽古場の空間に立つと、一気に場が締まり、まるで一対の「阿吽像」のように、曼荼羅のなかに身を置いているような感覚を覚えます。
この新たなデュオ作「ヒノシヅク」では、神話的な異父兄弟のような存在でありつつ、互いに天と地ほどに異なる二つの身体が、現代に新たな陽の光を呼び覚まさんと、踊り、舞い、踏みしだく舞台となります。
その磁力溢れる現場を、是非目撃しにいらして下さい。

奥山ばらばコメント

鯨井謙太郎氏とのデュオ二作品目、昨年の舞台「阿吽山水」の黎明編というイメージから新たに作品作りが始まりました。
鯨井氏と共に再び阿吽の男肉となって、想像を大きく膨らませながら、どのような磁場を繰り広げることができるか、試行錯誤を繰り返しております。
「ヒノシヅク」、天と地との間で続く遥かな旅。
稲妻のように、地響きのように、その異なるカラダを躍動させては、間に広がる眩い光の物語を作れたらと思っています。
韓国のピアニスト、Park Chang Sooさんの魔的で魅惑的な音楽も強力です。
皆様、ご来場をお待ちいたしております。

※金龍吉の「吉」は吉2つ、姜聲民の「民」は王へん付き、伊ならの「伊」はにんべんなし、鯨井謙太郎の「郎」の字は「良」に「邑」が正式表記。

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J-K DUO DANCE FESTIVAL

2019年5月15日(水)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

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