「家族のはなしPART I」の公開稽古と囲み取材が、本日4月27日に東京都内で行われた。
人間視点の場面から犬視点の場面にシーンが切り替わると、小西と池田の発する言葉が“ば行”や“ぱ行”をベースにした不思議な言語に変化。人間視点の場面では、小西と池田の様子をおとなしく眺めていた草なぎだったが、犬視点の場面では「2人が何を言ってるのかわからないよ」「でもこの言葉ならわかる!」とリアクションを取りながら、元気いっぱいに部屋中を駆け回っていた。
公開稽古後に行われた囲み取材には、草なぎ、小西、池田の3人が出席。まず草なぎが口火を切り、「先ほどご覧いただいた『わからない言葉』という作品では、成志さんと真奈美ちゃんが悪戦苦闘しながら“パピプペペ語”に挑んでいます(笑)」と共演者の2人に視線を向ける。草なぎの言葉を受け、小西は「とにかくセリフを覚えるのに必死で。『わからない言葉』で唯一楽しいと思えるのは、草なぎさん扮するワンちゃんの頭を撫でながら『かわいいー!』と言うシーンだけですね」と答えて報道陣の笑いを誘った。
草なぎと小西が舞台で共演するのは、1999・2000年に上演されたつかこうへいの「蒲田行進曲」以来。草なぎが「僕と真奈美ちゃんは第2話『笑って忘れて』で夫婦役を演じるのですが、『蒲田行進曲』でのヤスと小夏の関係性ができあがったうえでのスタートだったので、役に入っていきやすかったですね」と述べると、小西も「草なぎさんと相対した瞬間に、『蒲田行進曲』の記憶がよみがえってきました。こちらが投げた球をしっかり受け止めて、直球で返してくれるスタイルはずっと変わらないですね。草なぎさんは存在自体が頼もしい。いてくださるだけで安心します」と草なぎに信頼を寄せた。
一方、草なぎと池田が舞台作品で共演するのは今回が初となる。池田は、映画「
「家族のはなしPART I」は、5月4日から6月1日まで、京都・京都劇場にて上演される。
なおステージナタリーでは、本公演の特集を展開中。この特集では、草なぎが共演者や愛犬クルミへの思い、自身の俳優活動への意気込みを語っている。関連する特集・インタビュー
「家族のはなしPART I」
2019年5月4日(土・祝)~6月1日(土)
京都府 京都劇場
作・演出
第1話「わからない言葉」:淀川フーヨーハイ
第2話「笑って忘れて」:あべの金欠
出演:
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記。
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