昨日4月10日、「滝沢歌舞伎ZERO」の東京・新橋演舞場公演が開幕。これに先駆け同日、囲み取材とゲネプロが実施された。
「滝沢歌舞伎」は、2006年に誕生した“和のスーパーエンタテインメント”。Snow Manのメンバーを主軸とした本公演では、出演者たちが計300万枚の桜吹雪が降り注ぐ中で歌い踊るほか、時速15kmで回転する“メカ太鼓”を使用した“腹筋太鼓”のパフォーマンスや、一瞬で面を変える中国の伝統芸能・変面、Snow Manによる舞台上での白塗り化粧などが披露される。また第2幕で上演される「満月に散る鼠小僧~望んでいたのは『笑いあり、涙なし』~」には、総重量9トンの水を使用した立ち回りの場面も。ずぶぬれになりながら力強い殺陣で魅せるキャストたちに、ぜひ注目しよう。
ゲネプロ前の囲み取材には、Snow Manの
新橋演舞場公演から参加する15歳のラウールが緊張した面持ちを見せると、向井は「彼、たくさんの記者さんに緊張しているので……帰ってもらえます?」と冗談を飛ばして報道陣をさらに笑わせる。劇中でソロダンスを披露するラウールが「自由に踊らせていただいています。僕の気持ちをお客さんに感じ取ってもらえたら」と呼びかけると、阿部は「ダンスしてるラウールがカッコいいです! 踊りのあとの“ドヤ顔”もすごいので、注目してほしい(笑)」と茶目っ気たっぷりにアピール。さらにラウールが「皆さんに笑顔で帰っていただけるようがんばりたい」と意気込むと、佐久間が「うちの子がかわいくてすみません……」と報道陣に頭を下げ、会場の雰囲気を和ませた。
取材で9人が着用していた衣装は、宮舘のデザインによるもの。衣装について、宮舘は「僕から見た1人ひとりの個性を取り入れたデザインです。Snow Man9人体制での『滝沢歌舞伎』の勢いを届けられたら、という思いを込めました」と明かした。ラウールと渡辺の衣装の一部がおそろいだと話す宮舘に、向井が「僕もおそろい欲しいんですけど」と言うと、インタビュアーが向井と目黒の衣装が似ていることを指摘。目黒が「やめてくださいよ! 全然違います!!」と抗議すると、向井が「なんでですか!?」と声を上げ、会見場はひと際大きな笑いに包まれた。
本公演の見どころに話題がおよぶと、深澤は劇中で9トンもの水が使用されることに触れて、「今までの『滝沢歌舞伎』でも水は使われていましたが、今回は前が見えない(笑)」と感想を述べる。渡辺も「何が起きてるのかわからない」とうなずきつつ、「演舞場公演では、演出がさらにパワーアップしています。来年は東京オリンピックがありますし、この『滝沢歌舞伎ZERO』を海外のお客さんにも観てもらえたら」と期待をのぞかせる。また水が使用される場面について、インタビュアーが「客席にも水がかかりそうですが、今回は“滝汁”ならぬ“スノ汁”ですか?」と尋ねると、「僕らのは“雪解け水”ですかね!」とすかさず回答する佐久間に、メンバーは拍手を送った。
最後に岩本が「新橋演舞場からはラウールも加わるので、“ZERO”から新しくスタートを切る気持ちでいます。時代が変わっても、Snow Manは季節外れの雪を降らせる9人組でありたいと思っています」と真剣な表情で挨拶。その後、岩本の「春の踊りはー!」というかけ声に、メンバーが「よぉいやさぁー!!」と威勢のいい声で応え、会見は終了した。
「滝沢歌舞伎ZERO」の新橋演舞場公演には、Snow Manのほか、
「滝沢歌舞伎ZERO」
2019年2月3日(日)~25日(月)※公演終了
京都府 南座
企画・構成・総合演出:
演出:
出演:Snow Man(
2019年4月10日(水)~5月19日(日)
東京都 新橋演舞場
企画・構成・総合演出:ジャニー喜多川
演出:滝沢秀明
出演:Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二、目黒蓮)、
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“雪解け水”計9トンがほとばしる、9人のSnow Manの「滝沢歌舞伎ZERO」東京へ - ステージナタリー https://t.co/7Q8w0QlGxF