ミュージカル「笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-」が、本日4月9日に東京・日生劇場で開幕。初日に先駆けて、同日、囲み取材とゲネプロが行われた。
脚本をロバート・ヨハンソン、音楽を
舞台は1689年、冬のイングランド。見世物として口を裂かれた少年グウィンプレン(
浦井は力強い歌声やアクションで観客を惹きつけつつ、仲間思いの心優しいグウィンプレンが“本当の笑顔”を求めて葛藤する様子を繊細に表現。白いドレスを着た衛藤は、可憐な笑顔と美しい歌声で純真な少女デアを演じる。また朝夏は妖艶な笑みを浮かべ、富や地位、美貌を備えた貴族ゆえに、顔に傷を持つグウィンプレンに惹かれるジョシアナを体現した。
ゲネプロ前に行われた囲み取材には浦井、
朝夏は
朝夏の誘惑の演技を「めちゃめちゃ色っぽいです!」と絶賛するのは夢咲。夢咲は、Wキャストでデアを演じる衛藤が、3月をもって乃木坂46を卒業したことに言及し、「次の世界に飛び立とうとしている美彩ちゃんを見て、私も宝塚歌劇団を卒業したときの感覚をなつかしく思い出しました。すごく刺激をもらっています」と衛藤に微笑みかけた。
本作が乃木坂46卒業後の初舞台となる衛藤は、「ねねさんには稽古のときから、『今までグループのメンバーとして行動することを考えていたかもしれないけど、卒業したら自分自身の色を出して大丈夫だよ』とアドバイスをいただきました」と夢咲とのエピソードを紹介。また衛藤が、「私は朝夏さんを“まあ姉”と呼んでいます」と明かすと、朝夏は衛藤に「美彩たん!」と呼びかけ、仲むつまじさをのぞかせた。
最後に浦井が出席者を代表してメッセージを送る。浦井は「桜の季節に日本初演の『笑う男』が上演できることがうれしいです。感動していただけるような作品にしたいと思いますので、ぜひお運びいただけたら」と挨拶し、取材は終了した。
上演時間は休憩時間25分を含む約2時間45分。公演は4月9日から29日まで日生劇場、5月3日から6日まで愛知・御園座、5月10日から12日まで富山・新川文化ホール、16日から19日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、25・26日に福岡・アルモニーサンク 北九州ソレイユホールにて。
ミュージカル「笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-」
2019年4月9日(火)~29日(月・祝)
東京都 日生劇場
2019年5月3日(金・祝)~6日(月・振休)
愛知県 御園座
2019年5月10日(金)~12日(日)
富山県 新川文化ホール
2019年5月16日(木)~19日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール
2019年5月25日(土)・26日(日)
福岡県 アルモニーサンク 北九州ソレイユホール
脚本:ロバート・ヨハンソン
音楽:
歌詞:ジャック・マーフィー
翻訳・訳詞・演出:
キャスト
グウィンプレン:
デア(Wキャスト):
ジョシアナ公爵:
デヴィット・ディリー・ムーア卿:
フェドロ:
ウルシュス:
リトル・グウィンプレン(トリプルキャスト):大前優樹、下之園嵐史、豊島青空
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