本作は2017年2月に東京・本多劇場で上演された「皆、シンデレラがやりたい。」に続く、“根本宗子×M&Oplays 本多劇場公演”の第2弾。
根本は本作について、「私は演劇の何にも捉われない『何でもあり』な部分が大好きで、その『何でもあり』の中からどれがこの作品に合っているのか全員で選択を繰り返して出来上がった作品です」と述べ、「自分の感じたものを持って帰っていただけたら幸いです」と観客に呼びかける。
また麻生は開幕に際し「才能溢れる根本さんの作品を自分自身も楽しみつつ、仲間と一緒に、そしてお客様と一緒に、最後まで全力で駆け抜けたいです」とコメント。中村は「久しぶりの舞台、精一杯楽しみ、楽しませたいと思います!」と意気込んだ。
東京公演は4月14日まで東京・本多劇場で行われ、4月17日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、4月19日から21日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、4月23日に島根・島根県民会館 大ホール、4月25日に広島・JMSアステールプラザ 大ホールにて上演される。
根本宗子コメント
毎回この時期になると「あとは初日にお客さんの前でやってみないとわからないな」と思うんですが、今回特にそう感じています。
今回、様々なジャンルで活躍されている、それぞれ異なった感覚を持っている俳優陣との創作だったのであえて全体を一つにまとめなかった部分もあって。個人的にはそれはかなり挑戦だったので、その部分が作品の良い作用になって客席に届けば良いなと思っています。
W主演の麻生さんはその声と存在が物凄くて。今回の「ゆみ子」という役は麻生さんの声に当て書きした役なので、違和感しかない役を違和感なくやってのけてしまう感じに「それそれー!!」と稽古中何度も心の中で興奮しました。私の理想のヒロインです。
そしてもう一人の主演・倫也さんは、どんな役でもそうなんですが、今回演じる「義則」という役は演劇の中でも特にゴールがない役だと思っていて。千秋楽まで倫也さんが義則を連れて一体どこまで行ってしまうのかがひたすら楽しみです。普段ポーカーフェイスな倫也
さんですが、すごく言葉をストレートに受け取ってくださる方で、今の世の中で倫也さんの「真っ直ぐさ、言葉の裏を読まなさ」は物凄い価値だと思います。
私は演劇の何にも捉われない「何でもあり」な部分が大好きで、その「何でもあり」の中からどれがこの作品に合っているのか全員で選択を繰り返して出来上がった作品です。
皆さんも人の感想や意見に捉われず、自分の感じたものを持って帰っていただけたら幸いです。
麻生久美子コメント
毎回初日は緊張で押し潰されるような思いで挑んでます。今回も不安ですが、少しでも楽しめるように頑張りたいです。
中村さんは本当に人を観察してる人で分析されてます。とても器用な方で、今作でも色々な中村さんを見せてくれます。そしてやはり心優しい王子さまです。
才能溢れる根本さんの作品を自分自身も楽しみつつ、仲間と一緒に、そしてお客様と一緒に、最後まで全力で駆け抜けたいです。
中村倫也コメント
久しぶりの舞台、精一杯楽しみ、楽しませたいと思います!
麻生さんは本当にチャーミングで包容力のある方で、麻生さんの魅力が狂おしいほど爆発する作品になっています!
この作品を見て、お客さんがどんな感想を抱くのか、楽しみにしています!
M&Oplays プロデュース「クラッシャー女中」
2019年3月22日(金)~4月14日(日)
東京都 本多劇場
2019年4月17日(水)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2019年4月19日(金)~21日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2019年4月23日(火)
島根県 島根県民会館 大ホール
2019年4月25日(木)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
脚本・演出:
出演:
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