“都市の音”を舞台上に、ももちの世界「ハルカのすべて」出演者募集

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ももちの世界「ハルカのすべて」が、来年2020年2月7日から9日まで兵庫・神戸アートビレッジセンター KAVCホールで上演される。

ももちの世界の過去公演より。(撮影:松田ミネタカ)

ももちの世界の過去公演より。(撮影:松田ミネタカ)

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ももちの世界ロゴ

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ももちの世界は、今年2019年1月に第24回劇作家協会新人戯曲賞を受賞したピンク地底人3号と、プロデューサーの若旦那家康による団体。第5回公演となる「ハルカのすべて」は、演劇の新しい潮流を関西から生み出すことを目指す、KAVCの新企画「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」の一環として上演される。

なお、ももちの世界では、本作の出演者募集を兼ねたワークショップを4月12・13日にKAVCホールで実施。作・演出を手がけるピンク地底人3号は、作品について「都市の『音』を舞台上に載せたいと思っております」と述べ、「ここで全てを説明するのは難しいので気になる方は是非、ワークショップにご参加ください」とコメントした。ワークショップの応募締切は4月10日まで。詳細は公式サイトで確認を。

ピンク地底人3号コメント

ピンク地底人3号

ピンク地底人3号[拡大]

初めまして。ももちの世界で作・演出を務めますピンク地底人3号と申します。
この度、ももちの世界は2019年6月から神戸アートビレッジセンター(KAVC)で始まる「KAVC FLAG COMPANY 2019 - 2020」(舞台芸術プログラムディレクターウォーリー木下氏セレクト)に参加する事になりました。そこで今回はまだ見ぬ俳優の皆様と出会いたく、出演者募集をさせて頂きます。
本作「ハルカのすべて」で私は都市の「音」を舞台上に載せたいと思っております。普段、我々は周囲の音を無意識に選別しております。車の音、電車の音、洗濯機の音、鳥の鳴き声等、毎日のように鳴っているはずの音を実は我々は全く聞いておりません。
今回はそれらの「音」を見逃していると仮定します。
見逃された音を拾い上げる事で我々の日常を全く別の形で持って提示できればと思っております。
主人公はハルカです。ハルカは都市を歩きます。そして都市によって奏でられた音がハルカの心象風景を描き出します。ハルカはまた我々の鏡でもあります。都市の音がハルカの身体で反射し、世界(我々)を変えていく、そんな作品になる予定です。ここで全てを説明するのは難しいので気になる方は是非、ワークショップにご参加ください。

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ももちの世界 第5回公演「ハルカのすべて」

2020年2月7日(金)~9日(日)
兵庫県 神戸アートビレッジセンター KAVCホール

作・演出:ピンク地底人3号
出演:オーディションで選ばれた出演者

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