第63回岸田國士戯曲賞は松原俊太郎「山山」

7

451

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 68 101
  • 282 シェア

第63回岸田國士戯曲賞の選考会が本日3月12日に東京・学士会館で行われ、松原俊太郎の戯曲「山山」が受賞作に選ばれた。

松原俊太郎(Photo by Hisaki Matsumoto)

松原俊太郎(Photo by Hisaki Matsumoto)

大きなサイズで見る

岸田國士戯曲賞は白水社が主催する戯曲賞。今回は、岩松了、岡田利規、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、野田秀樹、平田オリザ、宮沢章夫、柳美里の7人が選考委員を務めた。受賞作について岡田は、「圧倒的に強い言葉をたたみかけ、われわれの置かれた現実を演劇的に抽象化していくパワーを持つ松原氏に衝撃を受けました。選考会で意見は割れましたが、わたしは、この人はすごいな、適わないな、と思いました。彼の言葉によって牽引される日本の演劇の来たるべき新時代を期待しています」とコメントした。

授賞式は4月23日18:00より学士会館にて。受賞者には正賞として時計、副賞として20万円が贈られる。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全1件)

第63回岸田國士戯曲賞最終候補作品

・坂元裕二「またここか」(リトルモア刊)
・詩森ろば「アトムが来た日」(上演台本)
・瀬戸山美咲「わたし、と戦争」(上演台本)
・根本宗子「愛犬ポリーの死、そして家族の話」(上演台本)
・古川日出男「ローマ帝国の三島由紀夫」(「新潮」2018年10月号掲載)
松原俊太郎「山山」(「悲劇喜劇」2018年7月号掲載)
・松村翔子「反復と循環に付随するぼんやりの冒険」(上演台本)
・山田百次「郷愁の丘ロマントピア」(上演台本)

※作者五十音順。

全文を表示

読者の反応

  • 7

小暮宣雄 KOGURE Nobuo @kogurenob

メモ<第63回岸田國士戯曲賞は松原俊太郎「山山」 - ステージナタリー https://t.co/WFM5BxUDdS

コメントを読む(7件)

関連記事

松原俊太郎のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 松原俊太郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします