「ダークマスター」富山版が開幕、タニノクロウ「全く違う味わいに」

タニノクロウ×オール富山「ダークマスター 2019 TOYAMA」が、昨日3月7日に富山のオーバード・ホール 舞台上特設シアターで開幕した。

「ダークマスター 2019 TOYAMA」は、2003年に初演された庭劇団ペニノの人気作「ダークマスター」を、物語の舞台を富山に移して書き直し、富山の俳優とスタッフにより上演する企画。舞台美術は、公募によって集められた美術スタッフが制作している。

開幕に際し脚本・演出を手がけるタニノクロウは「わたしの故郷富山の方たちと一緒に作った作品です。過去のダークマスターとは全く違う味わいになりました。是非富山に来てこの作品の意力を感じて下さい」と観客にメッセージを送った。

公演は3月10日まで。3月8日19:00回と9日18:00回ではタニノによるアフタートークが実施される。全公演の前売りチケットは完売しており、当日券は各公演とも、開演5分前に空席がある場合のみ販売予定だ。また本公演の関連企画として、劇中に登場する“立山ライス”が富山の洋食店にて期間限定で販売中。劇中で調理される架空の名物メニューをそれぞれの店が創作しているので、観劇の際に立ち寄ってみては。

なおステージナタリーではタニノクロウ×オール富山「ダークマスター 2019 TOYAMA」の特集を展開。脚本・演出を手がけるタニノクロウのインタビューのほか、美術制作のレポートを掲載している。