“とにかく胸キュン”HoneyWorks原作舞台が開幕、斉藤秀翼らが意気込み

舞台「70億分の1の恋～告白実行委員会～」が3月6日に東京・CBGKシブゲキ!!で開幕した。

本作は、HoneyWorksの楽曲を原作とした「告白実行委員会～恋愛シリーズ～」の舞台版。劇団PU-PU-JUICEの山本浩貴が脚本・演出を担当する本作では、高校3年生たちのひと夏を中心に、彼らの恋愛や友情、将来への不安や希望を描いた学園青春ストーリーが展開する。

初日を前に行われた囲み取材では、主人公・瀬戸口優役の斉藤秀翼が「若さやまっすぐさゆえに大切な人とぶつかってしまう。それでも仲間との絆があり、苦悩を乗り越えられる強さを持っているのがこの世代の特徴。万国共通のことだと思います」とコメントし、ヒロイン・榎本夏樹役の梛野里佳子は「女子校出身なのでキュンキュンした恋愛はしたことがなくて、妄想しながら役作りをしました。皆さんには、なっちゃんを疑似体験してもらえたら」と呼びかけた。

望月蒼太役の高崎翔太は、「とにかく胸キュン。中高生の皆さんにぜひ観てもらいたいです。大人の方には、胸キュンのサプリメントとして」とアピールし、早坂あかり役の川嶋由莉は「映画やアニメを何回も観た」と言い、「ファンの方は、『あ、あのシーン！』って楽しんでもらえると思いますし、初めての方も夢中になるストーリーです」と本作の魅力を語る。

映画監督を目指す芹沢春輝役の加藤将は、「見どころは映画部の男子3人がワーワーやっているところ。演じていてすごく楽しい」と明かし、春輝に秘かに思いを寄せる合田美桜役の長谷川かすみは「元気な春輝に元気をもらってがんばります！」と意気込んだ。

出演者にはこのほか、綾瀬恋雪役の大崎捺希、教師・明智咲役の吉岡佑らが名を連ねている。上演時間は1時間50分の予定だ。舞台「70億分の1の恋～告白実行委員会～」の上演は3月15日まで行われる。